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フロントブレーキ(ディスク)オーバーホール シールキット交換 [ハイエース]

先日さらっと記事にした、フロントのオーバーホール
読者の方から写真少なくていいので記事にして!とリクエストがありましたので記事にします。

購入したのはコチラ
ミヤコのシールキット
MP-86  1390円 が5%引き
product_brake_SealKit.jpg
画像は見本です

2.png
純正ピストン ×2個
47731-25010  1,760円 が5%引き

ブレーキフルード モノタロウ 1リットル 定価589円 が更に10%引き

これでOKです。
横着せずにピストンを再利用すれば2,000円程度です。
必要なSSTは
配管止め(ホースクランプ 300円ぐらい)とピストン清掃ツール(1000円ぐらい)ぐらい?


これは3本セットなので高いですが…。


コチラも高いですが、アストロプロダクツに行けば千円ちょいで買えます


作業に入りましょう

まずはホースクランプでブレーキホースを止めます
11CIMG4333.JPG

ブレーキホースも1500円弱なので、ヒビが入っていたら交換しましょう。
今回は綺麗なので交換見送りです
11CIMG4334.JPG
手前の油が滲んでるところのナットを外します。(画像は緩めてから写真を撮るため戻したため油が滲んでいます。本来ココが滲んでたら問題です)
完全に二個のボルトを外しホースを外します。
この部分にパッキンがあるので、きっと付属の同ワッシャに交換しましょう。
外したらこんな感じです
11CIMG4340.JPG


次にキャリパ―を外します。
上下2本のボルトを外すだけ
11CIMG4335.JPG
赤丸が上のボルト
黄色丸は最後エア抜きに使うブリーダーバルブです

下側はコチラ
11CIMG4336.JPG

外す前に、下にオイルうけを置きましょう
11CIMG4338.JPG

外したキャリパ―です
11CIMG4341.JPG

キャリパ―を灯油や洗剤で洗います。灯油は後の処理が面倒なので、私は洗剤で水洗いで洗いました。
かなり汚れてますね

キャリパ―を外すとパットが見えます。
ぱっと見パットはまだ残ってるように見えますが、外してチェックすると内側が減っているので要交換ですが、手許に部品がないので後日とします。
純正は8万キロ弱もったんですが、社外品なので3万しかもちませんでした…。
安物買いの銭失いだった?でも、購入価格は純正価格の8分の1以下なので工賃タダなDIYだと安物買いの…じゃないですね
11CIMG4342.JPG

ハイエース用シールキットの内容は以下の通り
product_brake_SealKit.jpg
茶色い矢印はスライドピン用のブッシュ
赤い矢印はブーツ固定用のピン
水色はピストンにかぶせるブーツ
緑はブリーダーのキャップ
ピンクはスライドピン用のブッシュ
黒はブレーキホース用のパッキン
灰色はグリスです


さてさて、シールキットの交換の為にはピストンを外す必要があります。
専用ツールもありますが高いので、自転車用空気つぎの先に浮き輪膨らませ用のアタッチメントを装着し、更にビニールテープを巻いてブレーキホースの穴から空気を入れピストンを外します
11CIMG4343.JPG

ピストンを外すと中はこんな感じ
11CIMG4348.JPG
想像より錆が出てません。

外したピストンと新品のピストン
11CIMG4349.JPG
思ったほど汚れてません
11CIMG4350.JPG
油汚れ泥汚れはありますが洗えば落ちるし
錆はサンドペーパー2000番やブラシで落とします。
但し、こする方向は円の方向(横方向)で立は絶対にダメです。(ブレーキフルードの漏れる道ができるので)

キャリパ―のブッシュが入っていた溝はキャリパ―清掃ツールで掃除してやります
11CIMG4348.JPG
水色矢印部分にゴムのパッキンが入ってますので外して交換します。装着時はパッキンに付属のグリスを塗りましょう。この溝はキャリパ―掃除ツールで磨くと簡単です
黄色のパッキンから外側の部分の錆を磨きます。ここはサンドペーパー
赤矢印のあたり面もキャリパ―掃除ツールやサンドペーパーで磨きます
2007000011874_2.jpg
画像はアストロプロダクツサイトより拝借

このあたりから画像がありません。手がブレーキオイルでどろどろなので

キャリパ―内のパッキンを変え、ピストンにブーツを装着し、キャリパ―内にグリスを塗って挿入します。
まっすぐキャリパ―に差し込んでやると簡単に入ります。
キャリパ―に装着したピストンブッシュの溝に附属のリングを装着し固定します。
11CIMG4352.JPG
キャリパ―を外した時のブレーキの根元のピンも手で引くと抜けますので(一見ボルトに見えますがボルトじゃありません。刺さってるだけ)、
11CIMG4392.jpg
この矢印部分ですね。ボルトに見えますが違います。手で引くと簡単に外れるんですよ。
棒の内側にキャリパ―取付ボルトを締めつけることになります

抜いてこの部分のゴムも交換します。
11CIMG4345.JPG
ただしっかりハマるのにクリアランスほぼないので打ち込みが必要で装着はかなり苦労します。これがこの作業で一番しんどいですかね。

また上側のみ、ゴムパッキンがついてますので交換してやります
11CIMG4391.JPG
組み立てて、エア抜きすれば完了です
ブレーキフルードも交換するので、モノタロウブレーキフルード2缶を使い交換しました
11CIMG4353.JPG

抜いたフルードと新品のフルードの色の違い。お分かりいただけますか?
2年でこんなに劣化します
11CIMG4356.JPG
ブレーキフルードは吸湿性があるので2年ごとに交換しましょう。
モノタロウだと1本600円ほどです

シールキットの交換(いわゆるディスクブレーキオーバーホール)
簡単な作業で、キャリパ―の清掃の時間が一番時間がかかります。
掃除の時間を考えなければ、1輪あたり1時間あればできます。
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LLC交換 車検準備作業 [ハイエース]

前回車検の際にLLCの交換を行っていますが、スーパーLLCですが純水でなく水道水で希釈しているので今回も交換しました。

スーパーLLC 新車の時は交換時期長いですが、2回目以降は短くなっています。
トヨタホームページよりLLCの交換時期
[乗用車の場合]
新車:16万kmまたは7年 2回目以降:8万kmまたは4年
これは水道水によるラジエター内の洗浄、希釈によるものです。

さて、さて交換作業に移りましょう

まずはラジエターのドレンプラグを外すためアンダーカバーを外します。
ナット4本で止まってますので、4本を外すと簡単に外れます。
これが外れたアンダーカバーです
11CIMG4302.JPG
ジャッキアップしなくても、下に潜り込んで作業が可能です。
私は段ボールを敷いて作業しています
11CIMG4303.JPG

外すドレンはコチラ
11CIMG4309.JPG
黄色い蝶ネジです。
横のパイプにホースを挿せばここからLLCが排出されます

ココを緩め、ラジエターキャップを外します

更に、抜くためリアエアコンのパイプを外します
運転席側サイド、ちょうどFFヒーターの排気パイプの所にあります
11CIMG4320.JPG
INとOUTとありますが一つを外せばOK
11CIMG4319.JPG

さらに、リザーバータンク横のホースを外します
11CIMG4313.JPG
底の穴にホースの先を入れジェット噴水で清掃します
11CIMG4311.JPG
ココから勢いよく水を入れるとリアから出ます
ガンガン綺麗にしましょう

リザーバタンクからガンガン水を入れるとドレンから出ます
水が透明になるまで流します。

最初にぬくときはバケツで受けます。
なぜなら、LLCは危険物なので捨ててはいけないからです
さすがに流すときは流してますが…

掃除して、栓をしてエンジンをかけて温めるまで待って また流してを2回します。
11CIMG4321.JPG
1回で出てくる水は透明になってますが、中の洗浄の為です。

LLCは原液を薄めて使用。
今回は35%にするので15リットルに対し原液5.25リットルなので、リザーバータンクと、念のためタンク横のリアヒーターに行っているパイプに原液を入れ
11CIMG4326.JPG
パイプを元に戻し、足らずを水で薄めました。

エア抜きはエンジンルーム内のこのパイプで行います
11CIMG4332.JPG
本来は黄色丸部分を外すよう作業書では指示されてますが、ここ外しにくいので赤丸部分を外してここから水が出てくるまで水を入れていきます。

エア抜き中です。おなかが痛くなった時みたいな音がして空気が抜けています。

15秒を過ぎたあたりからブチュ、ブチュと音がするのはラジエターホースを指でおさえたため、空気が抜けている音です

エアが完全に抜けるまではリザーバタンクの水が減りますので注意が必要。
整備書はBのラインまで入れるよう指示があります。

LLCはエンジン内、ラジエター、ヒーターコアフロント、ヒーターコアリアに流れています。
作業後はしばらくエンジンをかけ、ヒーターから暖かい風が出るようになるまでメーターの水温計に注意しながら見守ります。
ヒーターから暖かい風が出てこない状況だと空気を噛んでいます。

その後、上りと下りの坂を走りエアを抜きます。
しばらくエンジンをかけ、そこら辺を走ります。
なぜならLLCの原液を薄めず入れて、そのあと水を追加しているからです。

リザーバータンクの色がだんだん濃くなり、均等に薄まれば終了です。
夏ならこの作業は必要ありませんが、冬は凍結したらエンジン破損しますので必ず均等に混ざるまで、ヒーターを作動させながらエンジンを回す必要があります。

また、しばらくはリザーバータンクの減りに注意するとともに、補充用の水を常備しておきます。
これで完了です。
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amazonのfireタブレットをナビにしました。 [便利なもの]

うちのステラにはナビを付けていません。
まぁ、そんな知らないとこはいかないし、スマホもあるし。

で、以前から使ってるアマゾンのタブレットをナビにしてみました。
Fire8タブレット 32GBですが、アマゾンバーゲンではとてもお安く売られてます
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通常でも9,980円

私の購入価格は5,980円

これにはGPSがついていませんので外付けのGPSをアマゾンで買いました


更に、USB-AタイプからCタイプへの変換プラグをダイソーで購入。

更に、車載用の取付キット

299円 送料無料!

これでナビになります。

方法は簡単!
UsbGps-Overview(UsbGps4Droid)というアプリをダウンロードして、あとはヤフーカーナビやトヨタのカーナビ TCなび等無料のナビソフトをインストールするだけです。
https://github.com/freshollie/UsbGps4Droid
コチラでダウンロードできます
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黄色の矢印、赤い四角をクリックしダウンロードします。

あとはタブレットの設定画面で位置情報アプリでUSBGPSを選択するだけでOK

アプリを開くとON-OFF切り替えするところがあるのでONにすることをお忘れなく!
11Screenshot_20210207-122309.jpg
ココの赤丸部分です

これで快適にナビが装着されました!
1120210206_171714.jpg

なお、GPSアンテナの下にはホームセンターで180円で買ったステンレス板(名刺サイズ)を敷いて、片方をフロントガラスの下に差し込んで使っています。
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