母親からのSOS

最近、お風呂のシャワーとカランの切り替えが微妙だ!
前は真ん中付近にすると止まっていたが、最近はキッチリ真ん中にしないと止まらない。
シャワーを使ったあと、止まったはずのシャワーから翌朝やお風呂を出る頃に水滴がポトン ポトンと定期的に垂れているらしい。


面倒だから何とかならないのかとのご相談でした。

母の居住部分のお風呂の水栓はKVKのこんな水栓


家を建てた時の書類を見たら説明書がありました

1999年築なのでもう部品出ないかな?と思ったらKVKのホームページにきちんとありました

分解図まであります。

さすがですね。
該当の部品はNo,12
切換弁ユニット
しかし、定価のお値段は5,280円


ちなみに、温度調節がうまくできない場合No,4を購入すればOKです

で、水道部品などの住設部品は業者さんがあまり工賃とれなくても、そこそこ稼げるように、また回転が悪い品なので販売店の保管コストとか考えて定価は利幅が大きくなってます
なので、WEBでは


3,545円プラス楽天お得意のポイント還元です
同梱の紙の裏が交換の説明書になっています


そして届いたものがコチラ


それでは、親孝行の交換作業に入りましょう

作業は10分もあれば完了します

お袋にもこんな簡単に快適になるなら早く言えばよかったと言われてしまいました…。
部品買ったのは僕ですが。。。
まぁ、そこは良しとして、親孝行が出れば満足です

作業に入る前に水を止めます。
外の止水栓を止めても良いですが面倒なので水栓の止水栓で止めます
冷水と温水の両方があるので2か所止める必要があります
右が冷水

左が温水

マイナスドライバーで右に回して締めるだけです

水を止めるといよいよ作業に移ります
と言っても、ここからは簡単
まずは上にあるキャップを外します

丸の部分の切り欠きにマイナスドライバーを入れ蓋を取ります
bankerkonは内張外しを使います

この様に入れててこのように持ち上げるとキャップはすんなり外れます。
蓋を外すと、下側の蛇口に当たる部分んも簡単に引き上げると外れます

この時に蛇口?切替レバー?を吐水の位置にして外すと圧が抜けこの後の切換弁が抜けやすくなります。
汚かったので写真はなしです
そして、下側のカランやシャワーと書いてあるパーツを外しますが、こちらも反時計回りに捻ると簡単に外れます


次に、切換弁を押さえているねじを外します。
このねじの周りをプラスチックの部品がかこっているので注意しながらウォーターポンププライヤーで外します



外れましたぁ



あとは切換弁を持ち上げればよいのですがパッキンがきっちり効いているのでなかなか上がりません
なので隙間にマイナスドライバー(内張外し)を差し込んで持ち上げます

こういう時に、内張外しだと手この様にできるので便利です

引き上げた新旧の切換弁です

古い方はゴムパッキンが劣化して手が真っ黒になります
おまけにこの黒いのはなかなかとれない

逆の手順で取り付けて完了です
切り替え弁の取り付けは切り欠きに合わせて取り付けるだけ


赤い部分をきちんと合わせます

ハンドルを取り付ける際にちゃんと先っぽが真ん中になるように取り付けます
気を付けるのはそれぐらい。

交換すると真ん中近くに来るだけでストンと水が止まります

母の笑顔が何よりの収穫です。
ついでに、我が家も変えることにします。

我が家は水栓が異なりMYMになります
切換弁の位置も横になります


届いたら交換です
bankerkonはお風呂の湯を洗面器で使用しますが、奥様はシャワー使うので喜んでくれるでしょう