さて、ちょっと脱線しましたが再び旅行記へ戻ります。

道の駅しらかみさんで再び目覚めた朝。
心地よい風にエアコンなしで快眠です!

本日はいよいよ金沢市内に突入です。ここで既に3日予定がずれておりますが、さすがキャンカーの旅。
その場その場の出会いで柔軟に予定を組んで旅行を楽しんでます。
ただ、こんな旅のスタイルじゃ他の人との約束ができないのがタマに傷
本当は旅の最終日あたり、世界のタイヤ上野さんによって RED SEEDにオイル交換したかったのですが、このままじゃどう考えても日程が足りない…。まぁ、約束してないしいっか!ということでのんびり金沢の街へ入ります。

まず行ったのは金沢と言えば… 日本三大名園のひとつ兼六園です。
兼六園周辺の駐車場ですが 周辺に駐車場はありますが最初の1時間350円 以後1時間ごとに300円
おまけに、最大の駐車場である県営兼六駐車場は車高規制2.0mがあり駐車不可

安い駐車場を探し



兼六園から歩いて5分のコインパーキング 1日上限800円に車を止めました。
少し歩きますが、この辺りは上限付のコインパーキングがいくつかあり、兼六園、金沢21世紀美術館、金沢城、長町武家屋敷あたりを散策される場合は上限付のコチラが圧倒的に格安!便利です。

駐車場を確保しいよいよ兼六園へ


兼六園は大人18歳以上入場料310円 子供100円と格安ですが
年末年始やお盆、その他年数回ですが割とたびたび無料開放をしてるので、ちともったいない気分
ですが、ちゃんとお金を払って入場です。

兼六園内にはいくつか名所がありますが、まずは日本最古の噴水です。サイフォンの原理で作られ、上の池との水面の差(3.5m)を利用して吹き出してます。19世紀半ばに作られたそうです。


[噴水](ふんすい)
この噴水は霞ヶ池を水源とし、池の水面との高低差による自然の水圧であがっています。水の高さは約3.5mあり、霞ヶ池の水位の変化によって変わります。藩政末期、金沢城内の二ノ丸に水を引くため試作されたものと伝えられています。日本で最古の噴水であると言われています。

他にもよく絵葉書やパンフレットに出る灯篭

[徽軫灯籠](ことじとうろう)
霞ヶ池の北岸に配された兼六園を代表する景観です。徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、高さは2.67m。かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出しています。

娘に撮らすと構図が悪いですね。反対向いてます

他にも池に飛び出す、こんな立派な松や


池によくある、亀をデザインした島


根上松なんてのもあります

[根上松](ねあがりまつ)
大小40数本もの根が地上2mにまでせり上がった奇観はたいへんな迫力で、兼六園名物の一つとなっています。この松は、13代藩主・斉泰(なりやす)が土を盛り上げて若松を植え、根を深く土で覆い、成長後に土をのぞいて根をあらわにしたものだと伝えられています。


兼六園の奥にある成巽閣にも寄りました

入園料700円とちと高価ですが、重要文化財に指定された前田家ゆかりの建物です。
と、言いつつも私は外でアイスを食べて待ってました…。
謁見の間など、豪華な建物に。調度品や人形などが飾られ、嫁と娘は大満足。
お目付け役のいなくなったオジサンは入場料以上に払ってかき氷2杯食べてキンキンしながら大喜び

兼六園見物のあとは長町武家屋敷へ行きました


大変趣のある地区でした。
コチラでも加賀九谷焼のお店があり焼き物を物色。
見てると値引きするから…と店員がやってきます。
良い焼き物あるのですが、値引きしてくれても九谷焼団地の方が安かったー、とか思いながら、作家さんの一点物を中心に物色しました

次に訪れたのが金沢老舗記念館
http://www.kanazawa-museum.jp/shinise/top.html
こちらは大人入館料100円子供無料と格安ですが、なかなか内容充実の博物館です。
入場料は安いですが侮るなかれミシュランガイドでも一つ星を獲得してます


受付で千代紙で折った楊枝入れもらったり、とても受付の方感じ良かったです。
入ってすぐは昔の薬の展示

奥には庭の他、手毬や伝統工芸品の展示

織物もあります

こんなのもありました


飴細工って英語版の説明にありましたがお菓子で出来てます。

その後は近江町市場で海鮮丼を…って考えてましたが、地元の人に聞くと観光地化して高いだけだからやめた方が良いとのアドバイスで海鮮丼はお預け。
近くの食堂でご飯を食べて、娘の夏休みの宿題 美術館めぐりのため 金沢21世紀美術館へ行きました
https://www.kanazawa21.jp/

コチラは、兼六園のすぐ近くにある現代美術館です。
そう、私の苦手な奴(現代美術)です。一体何が良くてどれが芸術なのか…

この時は特別展で木梨則武展(とんねるず)ですね やってました。
入場料は確か1000円ぐらいだったと思います。
現代美術ですので変わった展示が多いです。
また、ここは無料ゾーンと有料ゾーンがあり、無料ゾーンだけでも十分楽しめます
鹿の骨と角で作った作品がたくさんあったり

これ、骨でできてるって想像できます?

こんな小屋がアートだったり


有名なプール。
無料ゾーンがコチラ

有料ゾーンがコチラ

そして、無料ゾーンから有料ゾーンを覗くと おバカな二人がいます…(あっ、これ秘密)


モザイクもいりません
変顔です。なかなか狙ってできませんね。高速シャッターで捕らえました。
ほかにも、雲を測ってるおじさんや

青空綺麗だなー

そのオジサンを指先に乗せて遊ぶ少女や

色々あって、最後に美術館の これまた現代美術の一部と思われるソファーで休憩


あー疲れた。

ということで、今夜のお風呂へ移動
今夜のお風呂は 金城温泉 入浴料400円です。



金沢市内によくあるモール泉で茶色い湯してます
源泉がドバドバ注がれ、コップが隣に置いてある、一部かけ流しの湯です・

ここの素晴らしいのは、価格と泉質に加え タイル絵が素晴らしい


男湯は兼六園のタイル画がありましたが思わず見とれてしまうような壁画でした。
また、浴室内の階段を延々と上がっていくと屋上露天風呂に入れます。
浴槽の種類も多く大変いいお湯でした。また金沢にきたら絶対に寄りたいお風呂です。
駐車場も向かいに広い駐車場がありますので大きなキャンカーでもOKです。

場所は、能登半島道路入口近く いしかわ総合スポーツセンターの隣です。

是非お近くにお寄りの際は、入浴されることをお勧めします!
感動ものです

今宵は、明日ののとじま水族館訪問のため、この後 今年から無料開放された能登半島道路(のと里山街道)を走り、能登島を目指しました。

途中、砂浜を走れることで有名な千里浜なぎさドライブウェイもありますが、日も暮れてますので一路能登島まで直行しました。
能登島にも道の駅はありますが、水族館あたりが公園になっていることから、水族館駐車場で車中泊可能と予測し水族館へ向かいました。

結果は大あたり。トイレもきれいなトイレがありコチラののとじま水族館駐車場で一泊することとしました。

そして翌朝…
次回のもお楽しみに

つづく