このたびの豪雨に際し、多くの方から温かいお言葉やご支援を頂きました。
そして、ブロ友のてるっちさんからは支援物資も送っていただきました。
有難うございます。この場をお借りして御礼申し上げます。
感謝いたします。

前回も記事にしましたが、被災された方には誠に不謹慎で申し訳ございませんが我が家は家も家族も無事でした。
無くなられた方のご冥福と、行方不明の方の早期発見をお祈りします。
実際、会社の元部下の親族が行方不明となっており、一日も早い発見が望まれるところです。
捜索の手伝いに行きたいのですが、その地域は未だ立ち入り禁止で、消防、自衛隊、警察の方にお任せするしかありません。

実は、今回の豪雨、我が家は県内でも最も雨の多い地域でした。

我が家の近く(徒歩10分ぐらい)で救助活動中の消防士さんが殉職されました。
非常に厳しい状況の中での救助活動中に命を落とされたこと、非常に残念でなりません。

消防、警察、自衛隊関係者の方、今回も早くから全国各地よりお集まりいただいております。
きっと、寝るにも寝れない環境の中で捜索活動を続けられているものと思います。
捜索本部の横でごろ寝されている方も見かけます、
職業とはいえ、彼らの正義感、献身的な活躍には頭が下がる思いです。

そして日頃からのご努力と、そして今回の危険に身をさらしながら、猛暑の中での救助活動、深く感謝いたします。
また無くなられた方のご冥福をただただお祈りする次第です。

被災状況、UPするのが良いのかどうかためらいましたが、今後同じような災害を起こさないため、起こった時の被害者を少なくするため、地元の状況を知っていただくため記事UPします。

まず、我が家の真向かい
窓を開けてすぐに見える、比較的小規模な土石流現場です。

それでも、すぐ下まで行くと




土石流が川をふさぎ、氾濫してます



更に下流も小規模な土石流
道路をふさいでいます

この間にも電柱が折れたり、電線が垂れたり、土砂崩れや土石流が多数あります。

さらにその先は、家が土石流に飲まれなくなりました。


右側の壁が途切れたところで土石流が起こり家が呑み込まれました。
住人は生き埋めになりましたが夕方、首まで埋まった状況で発見、救出されました。
無事でよかったです

ほかにも

多数のがけ崩れ

水没

矢印のところまで水が上がりました


近所の川です。
河原に車が多数流されています。
そしてどれも空き缶のように小さくなっています。




護岸工事してたところ、赤字のところは工事中でしたが河川敷が無くなってしまいました

欄干に、こんな変な格好で木が刺さってます

ありえない!

そしてうちから徒歩10分弱のところ

この先が、消防士さんが殉職された現場です




赤字が道でしたが土砂でわかりません。両脇も田んぼでしたが・・・

相変わらずヘリが上空を旋回してます

画像は警察ヘリです。警察、消防、自衛隊のヘリなら致し方ないですが、報道ヘリも多数。
どこかの局が代表取材すればよいと思うのですが…。
みなさん、結構ヘリの音で疲れてます。
ワンコもヘリの音におびえてます。

道路にも報道の車があふれてます。
八木の被災地も片側3車線ある国道の左端の車線に関係車両が数キロにわたり止まってるんですが 捜索する 警察や消防、自衛隊の車両の間に報道機関のタクシーや普通車がたくさん止まっており、あとから来た捜索車両は何百メートルも先に駐車してます。
どうかと思いますよね、報道機関なんて、まとまって乗り合わせてくればいいし、そもそも、タクシーなんて携帯あるんだから遠くで待ってもらえばいいし。
テレビ局、立ち悪いです。伝えるのは必要なことだし、否定はしませんがちょっと勘違いしてる部分あると思います。いじめの問題が時々叫ばれてますが、子供のいじめよりテレビなど報道関係のやってることの方がいじめだと思います。今回も役所の批判ばかりして…。
行政を監視することは必要ですが度が過ぎてる感があります。

でも、愚痴も言わず、黙々と現場まで歩く隊員の姿を見ると頭も下がりますし、自分も仕事や社会貢献頑張らなきゃって思います。

いずれにせよ、こういう災害、これ以上起こらないことと、行方不明の方が早く見つかることを祈るのみです。

※画像は一部のみで、現実の被災地はもっとひどい状況です。カメラを向けるのもはばかられるような光景が多く写真も撮れず、撮ってもブログで公表できないものがたくさんあります。