ハイエースのリフレッシュ記事もあるのですが、先週の続きなので…。
今回もミラの車検整備です。
ハイエースは4WDの人以外は関係ないですね。FFの車と4WDだけなので。

で、今日の話題は先日、フロントブレーキのOH(シールキット交換)していたら気づいたドライブシャフトブーツの破れ。

お願いすると高価なのでDIY交換しました。
もうこの車も古いし、壊れたら買い替えるつもりなので…。
それも横着部品を使って…。
でも、前にも話しましたが、このタイプのミラ好きなんですよ。
昔のミニみたいで。
実際、ミニに似せたミラジーノはかなり古くてもまだそこそこの値段で流通しています。

さて、ドライブシャフトブーツ交換ですが、ドライブシャフトにはインナーとアウターがあります。
インナーはドライブシャフトを外して交換するのが通常ですが、オートマフルードも漏れるし、何より工数が多いので面倒。
そこで部品代は3倍近くし、お高いのですが分割型のブーツにしました。
施工時間も45分ぐらいのお手軽コースです。

分割型じゃないブーツだと千円ぐらいであるし、何より割れ目がないので耐久性に優れてますが…。
でも、工賃高いんですよね。

実は分割式も接着剤方式とファスナー方式と二種類あります。
接着剤方式は文字通り、接着剤を塗ってカイロで加熱し結合させます。
ファスナー式は男性性器の先のような部分を穴に入れ、カリの部分が中に引っかかって外れないようになります

今回購入したミヤコのMタッチはファスナー方式です



この画像の右下の図を見ていただくとイメージがわくかと
M-


説明書UPしておきますね



ミヤコ品番:M-534G
モノタロウ価格:3,690円
はめ込みにはコツが必要ですが、まぁどなたにもできると思います。

物はこいつです



白いキャップのグリスがインナー用グリスです

まずは古い破れたブーツをニッパーで切断し取り外します。ブーツとバンドを外す必要があります。

中にはドロドロのグリスが入ってます

外したら、ベアリング部分をウエスで拭き取ります

中に残っているグリスをエアで吹き飛ばしましょう。私はダイソーのペットボトル用スプレーを使って吸い取ったうえ、吹き飛ばします。
こいつで吸い取り

この蓄圧式で吹き飛ばします

この蓄圧式は結構使えます。ダイソー様様です

そこに、付属のグリスを注入しますが、奥までしっかり注入します


拡大すると敗れたブーツ空回りにグリスが飛び散っていたのがよくわかりますね


箱の一部であるグリス飛び散り防止用のシートをドラシャに挟み


ブーツをはめ込みます
大きい方から一体化させていき、手前が1から2山になったところでシートを外し。エンジン側にかぶせます


最後に細い方(アウター側)をはめますが、これが結構苦労します。
まぁ色々やってたらはまりますがね。

完了後はバンドを占めてファスナー部分が開いてないか確認します



ミヤコのバンドはとても簡単に占めることができます。
普通のバンドは初めての人はやりにくいですが、ミヤコのバンドは誰でも確実に締めることができますし、ペンチやプライヤーとトンカチがあれば特にSSTは必要ありません。
ブーツバンドツールが入りにくいような狭いところでも簡単にできます。

十分にリフトアップできないサンデーメカには優しいです。

これで車検は基本工賃のみで合格できそうです。