広島名物の牡蠣
皆さん、冬が旬だと思っていませんか?寒い時期の鍋には最高ですよね。
なので、一般的に牡蠣の旬は冬だと思われています。

しかし、牡蠣が美味しいのは春なんです。年末年始の牡蠣はまだ成長途中。
連休前の牡蠣は大きくなってプリプリ。味もしっかりしています。
牡蠣は子供を産む直前(産卵前)がうまいのです。
連休開けたのでもう終わりですが・・・。
実は、暖かくなると鍋しないので、牡蠣の売り上げガクンと落ちて、一番おいしい時期の牡蠣は安値で冷凍に回ってるんですよね
なので冷凍牡蠣はおいしいです。

広島県は自主規制で生食用牡蠣は3月末までしか出荷できません。
ただ、自己責任で食べるのは自由なんですね。
しかしながら、牡蠣にはいろいろな産地があり、きれいな海域とそうでない海域があります。
広島県で唯一 EUへの輸出が認められた清浄海域。三津湾の牡蠣は他地域が、水揚げ後正常な海水につけ、汚いものを吐かせた後でないと生食用として出荷できませんが、清浄海域の三津湾はそのまま生食用として出荷が可能です。

ちなみに、そもそも論。生食用と加熱用牡蠣の違いってご存じですか?
実は、海域の差なんです。
指定された綺麗な海で育った牡蠣は生食用として出荷可能です。
街に近い、汚い海の牡蠣はそのままでは加熱用として出荷となります。
ただ、汚い=プランクトンや餌が多いので大きな牡蠣に育ちやすいんですね。

この、加熱用の海域ですが、一度水揚げし、きれいな海水に漬け汚いものを吐かせれば生食用として出荷できます。

そんな三津湾のおいし春牡蠣。生食用と書いてませんがbankekronは生食で頂いてます。

生が美味しい牡蠣ですが、簡単調理で燻製作りました。

じつはbankerkonは燻製機を持ってますが、屋根裏から引っ張り出して使用し、また洗って片付けるのは面倒です。
そこで、そこらにあるもので今回は燻製を作ります。

使用したのは中華鍋
ダイソーで売ってる網
アルミホイル
ダイソーで売ってるチップ
以上です。
まず、牡蠣の水気を切ります

キッチンペーパーで水気を吸います


中華鍋をコンロに置き

中華鍋の底にアルミホイルを敷き

そこに、ダイソー買った焼肉の網をカットします


アルミホイールの上に燻製用のチップを敷き

網の上に牡蠣を並べ

アルミホイルで蓋をして煙が出始めるまでちょっと強めの火で頑張り、煙が出始めたら火を小さくします。
煙が出てます


チップに火をついて燃えちゃだめです。
蒸し焼きで黒くなることで初めて燻製が出来ます。火が付いたらNG

モクモクじゃなくてよいので、煙で中華鍋を満たし牡蠣をいぶします

牡蠣の両面をいぶします。
ちゃんと水気が切れてればひっくり返す必要ないんですがね
牡蠣を冷蔵庫で乾燥させるとよいです

強めにいぶして

美味しい牡蠣の燻製が出来ました。
出来上がりから1~2日後が美味しく食べられる時期です。
なじむまでは、すもーきが濃くておいしくないです。

でも、牡蠣は実は生が一番うまい