しばらく快適化工作の記事から遠ざかっておりました。
反省しまして久々に快適化工作記事をUPします。
今回はハイエース200系のルームランプの加工です。

ちなみに、今回の記事は私のハイエース Ⅲ型前期(平成23年3月登録)ミドルルーフ ワゴン GLです。
他のハイエースが同じようになるかはわかりません。

ハイエースのセンタールームランプですが、大型で明るいのですがイマイチ使い勝手が悪い。
それは、運転席メーター横のルームランプスイッチ。
ルームランプがONの時のみ、こちらでON OFFの切り替えができますが、DOOR位置やOFF位置ではスイッチは宝の持ち腐れになっております。

今回の工作はルームランプのスイッチがDOOR位置でもこのスイッチでルームランプをON-OFFできるようにしました。
今回は簡単工作です。

まずはルームランプのレンズ部分を外します。

外し方は、レンズの切込み部分にマイナスドライバーなどを入れてこじるだけです。

レンズを外すと次はカバー(灰色部分)を外します。
外し方は、
穴にドライバーや内貼り外しを入れて片側を外し、取ります。

外した、グレーの枠はこうなっています。

つめはこうなったいます。

取り外すとネジが2本出てきます。

これを外すと簡単に外れます。
外すとコネクターがありますのでこれを外します。今回はこのコネクターの根元。線の部分を加工します

ちなみに、外した部分の断熱材はこうなっています。純正のニードルパンチです。

接着剤で天井に貼っていますが、一部はがれてます。


ちなみに、手を入れてみるとニードルフェルトは暖かくなってますが、かなり熱を遮っているようです。
ニードルフェルトは骨の部分には貼り付けてなく、骨は手で触れないぐらい熱くなってます。
ココにも貼ってあるとかなり違うんでしょうがね…。
さらに、ニードルフェルトって、こんなに断熱性高いと思いませんでした。まぁ、水を吸うのが難点ですがね。この部分は結露しますから。特に冬FFヒーターを炊くとかなり結露しますから…。

ちなみにFFヒーター数か月に一度運転してますが、猛暑の今、スイッチ入れても火が入りません。クーラー焚くと火が入るんですが、なんかもったいない…。


さて、再び工作に戻ります。
この部分の線。白・黒・灰の3本があります。

(手術して、線をカバーするビニールを切って、線の露出度を上げてやります。間違えても線を切ったり、皮膜を傷つけ無ようにしましょう)
テスターで測ると
黒には12V +が来ています。
白と灰はアースで、マイナスコントロールになっており、一つがドアのセンサー、もう一つが運転席センサーに来てました。(どっちがどっちか忘れてしまいました。)

今回はこの白と灰をつなぐだけ。
横着して、今回はコネクターを使用しますが、通常コネクターは2本の線のうち1本は新しい線が来ますので2本の線の中間に使用するようにできておらず、行き止まりになってます。

画像の右、線が露出しないようにプラスチックが成形されてますので、ここを削ってやる必要があります。
削ったのはコチラ

コネクターを取付て、

あとはビニールテープで切ったところを養生し、取付するだけで完成です。

すると、こんな風に利用できます。


ちょっと後ろ見たいときとか、運転席から電気をつけられるのでとても便利です。












この商品、アイデアを提供し商品化に協力しましたが私、何にも報酬受けてません。快適化アイデアの依頼を受け、メールでお伝えしましたし、方法もお示ししましたが…。サンプル品の提供依頼を受けましたが、自分が考えてやったんだからもうついてるサンプルなんていらないし…。ご参考まで…。

製品はかなり高いのでDIYでやれば数分の一の価格で出来ますので是非DIYでやりましょう。