前回もったいぶって途中でやめたブログ記事の続きのです。

パネルの外し方は

①横の吹き出し口を外す

画像の部分に内張り外しを差し込んで手前に引きます。
ポコッと外れますから手を入れてさらに手前に引きます。

最近の車、簡単にとまってますね。ネジもいりません…。
外したところはこんなになってます。

爪を折らないようにまっすぐ引き出すのがポイントです。
(爪の形状を見て頂ければわかると思います)

②次に、ハンドル右側のこの部分を外します。
コレも隙間に手を入れて 手前に エイやーっ って引っ張ります。ポイントは掛け声をかけることです。

外した裏側はこんなになってます。こちらも、まっすぐ手前に引くことがポイントです


③次に、ハンドル右のコインケースがある部分を外します。
ココもネジは使ってないですが2つピンを外す必要があります。
ピンはココと

ココ

いずれも内貼り外しを挿して中央部分を手前に引き出せば簡単に外せます。
ピンはこんなになってます。

万が一、無くしたり折れたりしてもディーラーで注文すれば数百円です。

次にハーネスの取付です。
ブレーキとアクセルのコネクターを抜いて、それぞれの間にハーネスを差し込むだけです。
ただし、ブレーキは良いですが、アクセルは間が狭いので、コネクターを抜くのに苦労します。
難しければアクセルユニットを外すのも手かもしれませんね。レンチがあれば外せます!

画像はすでにハーネスを割り込ませた状態です。
本来(最初)は水色の矢印部分、矢印の根元と先、同じ矢印同士が刺さってます。(元々は矢印がない状態とご理解ください)


ここのコネクターを外して割り込ませますが、コネクターはこの部分を押さえて外します。
(画像は実物は写真に写りにくいので、コネクターで押さえる場所説明してます。)




ちなみに、説明書によるとアクセルのコネクターはECUにつながっているのでキーオフ後15分以上経過してから外さないとエンジンチェックランプが点灯する可能性があるそうです。
点灯したらバッテリーのマイナスを外してクラクションを押す、ライトをつけるなどしてたまった電気を開放して再セットします。

コネクターをセットしたら、アクセルから出ている線の先にあるコネクター(メス)を本体から出ているコネクターと接続します。
ブレーキから出ている4本のコネクターのうち コネクターから出ている黄色い線を本体から出ている灰色の線へ、コネクターから出ている青色の線を本体の赤線へギボシ端子で接続します。

尚、ハーネスからの線はギボシ端子のメスが取り付けてありますが、本体からの線は何もしてありませんので製品付属のギボシ端子オスを電工ペンチでカシメて取り付けます。


あとは、本体から出ている黒線(先にクワ型端子がついてます。)をボディのネジにはさみ、アースを取ります。
クワ型端子とはこんな端子です。


さらに、本体から出ているオレンジの線をナビの裏から分岐した車速センサー信号線と接続します。
私の場合、前回クルーズコントロールを取付した時に、すでにナビの後ろから車速センサー線を分岐し、運転席下まで伸ばしてるのでギボシ端子で取付するだけでした。
車速センサー出してない方、一度ナビを外せば車速センサー直ぐに見つかります。
ナビもナビ本体がネジ止めされているだけであとははめ込みだけで固定されてますから内貼り外すのは簡単です。
コチラ アルパインのHPに詳しい取り出し方が載ってます。
http://www.alpine-fit.jp/alpine/pdf/449_0408_l.pdf
ここを開けると、バックカメラの切替線からバック電源も簡単に取り出せますから一緒に取り出すとGOODです!

次にスイッチと本体をコネクターでつなぐと完成です。
あとは配線を固定するだけです。

本体はハンドルボスの上に取り付けました。

取付前にはパーツクリーナーで脱脂し取付しました。



スイッチはウインカーの裏へ取付しました。
配線はハンドルボス部分のカバーを外し通しました。(このボス部分のカバーもねじなしではめ込まれているだけですので引くと外れます。)


ここに青い矢印部分に沿って配線を通し、赤い矢印部分の穴から線を出します


この部分ですね


プッシュスイッチはここに取り付けました。ウインカーの裏側(前側)部分です。運転席からは見えません

プッシュスイッチは軽やかなので簡単に押せます・(誤ってパッシングすることもありません)

下から見上げた画像です
しかし、レバー根元の切込み、まさにこの線を通すためにあるようなniceな切れ込みです

説明書ではレバーの根元部分をインシュロックで止めるように書いてありますが、多少遊びがあった方が線にストレスがありませんし、邪魔にもなりませんので当面このままとします。尚、下からの画像では線がかなり弛んだ様に見えますが、実際には裏側から引っ張って遊びが無いようにしています。
全く支障はありません。



また、ハンドルボス部分は可動部分であり、ここの何かに挟まって断線するとまずいので線を固定しました。


取付完了です。

完了後はエンジンをかける前に初期設定が必要です。
初期設定はスイッチを押してアクセルを踏み、アクセルを踏んだ状態の電圧を自動セットするなど説明書を見ると簡単です。
初期設定が済むと車速パルスの設定ですが、ハイエースは何もしなくてそのままでOK

この商品 スロットルコントロールは
ノーマル

エコ5段階(画像はエコ5で最もアクセル開度を抑えエコな状態)

スポーツ7段階(画像は最も元気なスポーツ7)


再び昨日登場したこの図です。

右のスロットル開度見てください。
eco5に設定するとアクセル踏んでも電気信号がスロットルに伝わらず抑えられます。
アクセル開度25%までは10%に抑えられ、40%踏んでも20%に抑えるんです。
それも電気的に抑える訳ですから、ただ加速の悪い車に乗ってる感じで抵抗感がありません。

もっと気に入ってるとこは ワイヤー式スロットルに慣れてる世代 最近の電子式スロットル苦手なんですよね。

バスに乗ってたので基本的にスタートと停止の振動は極力抑えたい。
スタートはそっとアクセルを踏み、止まる時は停止前にブレーキを緩める これが一般道の美学だと信じております。(サーキット走ってたこともあるので、その時は性格替えてドンと踏んでます)
アクセルバイワイヤーだとこれがうまくいくんですが、電気式だと 最初の踏み始め、かなり気を使わないと同乗者に気づかれてしまいますが、コレをつけると自然にスタートし、自然に加速してくれます。
電気式の加速し始めの”ドン”というわずかなショック アレが全くありません。

この商品にはアクセル開度モニターがついており、アクセルの制御が作動すると開度が表示されます。
ノーマルでアクセル開度40%にしたとき エコ5にすると先ほど書いた通り20%に抑制 スポーツ7にすると70%に拡大されます。この時もドン度加速するのですが衝撃は抑えられます。


オートクルーズの使用方法は、まず使用前に本体右上のボタンでオートクルーズをONの状態にしてからレバーにつけたプッシュスイッチで操作します。都会じゃあまり使わないかもしれませんが、田舎の高速や夜の高速じゃ大活躍です。右足の疲れが全く違います。
また、意外な使い方で、郊外のついついスピード出してしまうバイパス。でもよく交通取り締まりやってるとこありますよね。直線道路で民家もなくついついスピード出してしまうところ…。
ココもセットして走れば捕まることも、気を使うこともありません。
使用中もボタンを再度押すか、ブレーキ踏むとセットが解除されますので、一般道で使用しても危なくありません。
この商品のオートクルーズはスロコンがついてるからか、加減速が比較的スムーズです。
いきなり2速に落ちて ウォォーン って加速することがほとんどありません。

ただ、疑問なのが説明書にはオートクルーズを使わないときはオートクルーズの本体側スイッチを切るように書いてあります。
誤動作の防止のためか、他に理由があるのかは不明です。(本体でON-OFFします。)
本体がONのときはいつでもプッシュスイッチでオートクルーズできます。
対応速度は30キロ以上でセット可能です。(サン自動車製は時速50キロ以上で設定可能です)
高速の渋滞の時にも便利かも?

オートクルーズ走行中は ACCと表示が出ます。

オートクルーズが利用可能(on)の時は、液晶の右下に 。 が表示されますので、本体スイッチがONかOFFかすぐにわかります。本体スイッチがOFFの時にはプッシュスイッチを押しても動作しません。

エコモードでの運転状況(アクセル開度を機械が抑えてます)


スポーツモードです

わかりにくいですが、少し踏んだだけでグンと加速します。

もっといい絵を撮ったら差し替えますね。

これ、満足度大です。投資効果かなりありです。

と、いうことで、外したクルコンゴミになっちゃいました。
誰かいる人、動くかわかりませんがお会いすることがあれば差し上げるんですが…。
(不具合が出てるのでだめかもしれません)
ただブレーキハーネスだけでも電源取るのに使えるかも。
アース、電源、ACC線、ブレーキ踏んだ時+の線出てます。

急な登り坂ではすぐに激しく2速にキックダウンするのでお勧めできませんが…。