年末に記事にした アイズさんにもらったドライブレコーダー取付しました。
頂いたドラレコはコチラ


ユピテル製の DRY-FH51という機種です。
GPSが搭載され、一応60Hzの信号にも対応してるはず…の商品です。
ただ、私の得た情報によると ドライブマン以外は対応できてない…って話なんですが…。
ちなみに、ドラブマンは高速点滅します。

信号に対応?
って方のために詳しいことは省いてわかりやすく解説です。
LEDは直流で光るものなんですね。ルームランプのLEDってそうでしょ?
通常の商用電源は交流電源なので、直流に変換してLEDを光らせてます。これまた大胆に解説すると+と-が激しく入れ替わる交流の波を半分にちょんぎって片方のみを出力し直流に変えています。
この、入れ替わる回数が一定期間にいくらかが周波数で、60ヘルツと50ヘルツにわかれます。
さらに、インバーターは直流を交流に変えますが、この波が、一般の交流なみにきれいなのが正弦波、なんちゃって交流が疑似正弦波ですね。なんちゃって交流だときちんと動作するものとしないものがある、機械も騙されて働くやつと水晶振動子等使う電子レンジなどは騙されません。(騙されてもタイマーなどが騙されず違った動きをします)
話がそれましたが
60Hzだと60の倍数で点滅を繰り返します。(実際には1秒で120回点滅してます)
カメラですが、デジタルとはいえ何枚かの画像を高速に切り替えたものがカメラです。
昔のペラペラ漫画のアレですね。通常カメラは毎秒30コマ撮るんです。
ということは、カメラの間隔とLEDの点滅が同期することがある…。すなわち点滅のタイミングが合うと映らないって現象が西日本の60Hzだと起こり得るんです。
事故の時の記録をするドラレコで信号が写らないと…意味ないじゃんって話です


それでは、まずは取付から
開封すると中身はこうなってます

本体を出してみましょう
全面部分(レンズ)



んっ?この端子もしかして…。

裏(確認用液晶部分)


さて、ここで一つ問題発生
先ほどの端子、やはりUSBでした。
同梱の電源線12V起動のものだと思ってたらシガライタでUSBと同じ5Vへ変圧(減圧されてました…。


最初は付属の配線(シガライタ電源)を加工して12Vを取る予定でしたが無理なのでシガーソケットを取り付けて電源を取ることとしました。
用意したのはコチラ
アマゾンで630円
一口も二口も値段は20円程度しか変わらずこちらをチョイス。
なお、ユピテル純正の12V配線コードも販売されてますが2千円超えてるので今回は却下です

中身はこんな感じ


その前に、本体を取り付けるステーを両面テープでフロントガラスに取り付けます。
フロントガラスへ直付する場合、上側20%に貼り付けが必要です。(保安基準)
(しかし、ここで嫌な予感が的中、上側に取り付けるとガラスにダッシュボード上のものが写ってしまうことが判明しましたが、やむをえませんのでこのまま取り付け決行、と行きたいとこですが
両面テープが完全に安定するまで荷重はかけられないので、とりあえずステーだけを貼り付けて24時間置きます・

取り付けた感じはこんな感じです


それでは取付に入りましょう!
配線を隠すため、ピラーを外します。
電源は助手席下のヒューズBOXから取りますので助手席側を外します。
ピラーはネジ2本とクリップで固定されています。ネジはグリップの上下にありますのでグリップを外します。
グリップは簡単に外れますが、キャップを外すのに苦労します。
ここに細いマイナスドライバーを入れるとキャップが外れます。

上下のネジをプラスドライバーで外した後は、クリップを外しますが、このように内貼り外しを入れて引くと簡単に外れます。


次にグローブボックスを外します。
グローブボックスは左右の棒の部分の反対側を押せば外せます

画像の棒がストッパーになってますので、左側の壁を左側に押してやると棒が手前に出てきます。
左右を同じような要領で同時にやるとグローブボックスの上部が外れますので、手前に引けば外れます。

グローブボックスを外すとこうなります

右に見える白い部分がエアコンですね。
このふたを開けるとフィルターの装着部分になります。
左側がメインのコネクターなので、ドアミラー格納装置など、電装系のパーツをつけるときはこのコネクター部分に接続します。
今回は電源はこのもっと下のヒューズケースから取るのでここはパス。

外したグローブボックスの穴から上を覗くと…。
天の光が…

取り出したるはフロントガラスクリーナー

こいつのパンダ柄の紐をピラーの付け根より

このように垂らしますと・・・

先っぽがグローブボックスの裏へ出てきますので、そこにUSBケーブルの先端をひっかけ(画像がありませんがL字型になってます)上から引くと…

線が出てくるのでピラーに添わせ、インシュロックで固定します

リアモニターの線もここ通してます

天井からは、天井の内貼りへ隙間からコードを挿入し…

本体へ接続、途中ガラスに配線クリップを使い線を処理します。


次に電源側を処理します。
その前に、グローブボックス裏には フロントメンバーが通っています。
もちろん、表に出ない骨の部分なので鉄骨丸出しです。
ここに線を通すと擦れてショートすることも考えられますのでスパイラルチューブで保護します。
本当はコルゲートチューブに通すと良いのでしょうが、たまたまなかったので…。


電源はさらにグローブボックスの下足元部分から覗いた、この部分のフューズボックスから取ります。

テスターでそれぞれのヒューズ(端子)の通電状態を調べます。
と言っても、テスターを出すのが面倒なので検電テスターでチェックします。
常時電源
ACC
エンジンONの3種類があります。



ちなみに用意したこのシガソケットのメス

白いヒューズボックスの上に写っている黒い部分がヒューズボックスに挿す部分ですが、背中が大きすぎてふたが閉まらなくなることが判明しましたのでヒューズに挿して使用することを断念し既存の電源を取った部分から分岐することとしました。

ちなみに、この商品は

実際に使用しているヒューズを車から抜いて、この白いヒューズボックスに迂回させセットし、再度車両側端子に戻す設計になってます。
コレだと端子一体型のように、ヒューズ切れたら端子ごと交換交換しなくて良いのでとても便利です。
今回こんなものがあるの初めて知りました。
ただ、私は空き端子からしか電源取ってないのであまり関係ないですがね。
そんなこんなで、買ったばかりのメス端子、先をちょん切って直接電源へつなぐこととし、ACCから出ている線につなぎます。画像の茶色い線7.5Aのヒューズがついてるところですね!

アースはボディにヘッドランプのコンピューターを止めているネジにさらにネジを取り付けてとります。


取付、電源投入後はこんな感じです。

外側からは

ほとんど目立ちません


実際の取付後の記録映像は…、また後日記事にします。
ただ、予想通りでした…。