牡蠣の燻製作りました…。

広島は言わずと知れた牡蠣の産地。

今シーズンもおいしい牡蠣が届きましたので燻製を作りました。


個人的には、牡蠣は水を切ってゆず七味だけをかけてそのまま食べるのが大好きです。
スーパーで売ってるような、真水で膨らませた牡蠣はそんな食べ方できませんが…。

地元のおいしい牡蠣は全く味が違います。

用意したものは鍋以外全て百均で調達
鍋はお気に入りの山田工業所の中華鍋です。まぁ百均の鍋でもいいと思いますがね
購入したのは

コチラの丸い網。鍋におとしたうえで これに牡蠣を載せます

燻製用のチップも百均で売ってます


鍋の底にアルミホイルを敷きます。直接チップを置くと後片付けが大変ですので、必ずアルミホイルを敷きましょう。


チップはそのまま使わず、グラニュー糖を混ぜて使います

グラニュー糖を入れると燻製の色がいい飴色になります。

蓋はアルミホイルで蓋をします。煙で汚れるので…。


で、ここもポイント。家庭用のガスコンロを使用すると空焚き防止装置が働き火が消えるのでカセットコンロで作るのがベストです


さぁ、牡蠣を並べます
但し、牡蠣はよく水を切って、キッチンタオルで水けをきれいに拭いて並べましょう。



蓋をして強火で温めますと、煙が出て来ますので、中火より少し弱く、弱火より強い火に落とします。
そうすると煙が出続けます。強火のままだとチップが燃えてしまいます。
チップは蒸し焼きになり、炎を出さずに燃えていき黒くなる必要がありますが、強火だと火がついちゃうので注意です。



こんな感じで牡蠣をいぶしてあげましょう

10~15分程度で牡蠣が美味しそうなあめ色になります。


こんな感じで、全体があめ色で出来上がり



中もしっかり火が通ってます


燻製は、数日たてば味がマイルドになりさらにおいしくなります

これをオリーブオイルにつけると、オリーブオイルにエキスが移り美味しくなります。
生カキ大量になると冷凍しても良いですが、燻製も長期保存にお勧めです

ただ、一番おいしいのは

是非チャレンジしてみてください。

ただ、一番おいしいのは…

そのまま、ゆず入り七味だけかけて食べます。

しかし、これは新鮮かつ、清浄海域でとれた牡蠣のみ。



広島牡蠣には海域の指定があって、そのまま生食用で出荷できる地域と、処理をして出荷できる地域と別れます。
また処理できる地域でも、真水に近い水に漬け、浸透圧で膨らませて出荷する業者もいます。
そんな牡蠣は、鍋に入れると小さくなるのですぐわかりますが…。
このサイトに色々うんちくが書いてあります。
https://yanosuisan.co.jp/

宮島周辺の牡蠣はそのままじゃ生では食べられないんです。
丁度左の白い島が宮島です。
清浄海域のおいしい牡蠣のご購入はこちらから
やはり清浄海域の牡蠣は小ぶりですが味が濃くておいしいです。
https://yanosuisan.stores.jp/

https://kanawa.shop-pro.jp/
牡蠣について
広島県では、生食用と加熱用かきは、海域で分けられています。 生食用のかきは、清浄海域で採れたものでなければ、生で食べてはいけない事になっています。清浄海域とは検査に合格した、水のきれいな海域です。近年では、これ以外の海域であっても浄化、消毒すれば生食用として出荷できるところもありますが、清浄海域のきれいな海域で育てられたかきは安心して生で食べられます。
加熱用のかきは、反対にそうではないところで採れたものです。
「殻つきかきなら生食しても大丈夫」とか「新しければ生食しても大丈夫」などと言う方がおられますが、加熱用のかきの場合は、絶対に生で食べてはいけません。
毎年冬になるとかきに当たったという人が後を絶ちません。残念なことに加熱調理用のかきをそれと気付かず生食してしまった場合が多くあります。いくら殻付きの生かきであっても加熱用の海域で採れたものであれば絶対に生で食べてはいけません。良くこれは採れたてだから生で食べても大丈夫と言う人がいますが、かきの場合はいくら新鮮でも採れる場所によって生で食べられるか食べられないかが決まってしまいます。また、近年、ノロウイルス というウイルスが問題になっております。これも人が多く住んでいる地域に近い海域で発生する場合が多い為、生食用海域のものであれば問題ありません。