先日のおでかけ記事をUPする前に、タイヤ交換の記事です。
タイヤ交換を記事にしても目新しさはないので交換時の点検事項をUPします。

次回から旅日記をUPしようと思います。
しかしながら、4月1日に人事異動があり、勤務先が変わりました。
しばらく忙しい、ドタバタする日が続くので、書き溜めたブログを公開していきますが、公開ペースが少し遅くなるかもしれません。

それでは記事にうつりましょう!
スタッドレスタイヤから夏タイヤへ戻しました。
今シーズンは暖冬であまり活躍の場がなかったスタッドレス。
でも、いい仕事してくれました。
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2016-03-06
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感想についてはコチラへ

以前記事にもしましたが、是非 215/65R16のCタイヤ(コマーシャルビークル用タイヤ)是非製品化が望まれるところです。

交換後のスタッドレスの状況
リア側を中心に、まだ新品時のミゾが残っている状況です。
効きが良い分どこまで摩耗するのかこれからが期待されます。






さて、タイヤ交換は行いましたが、せっかくDIYでタイヤ交換したんだから、足回り点検しましょうというのが今回の記事です。
まずは
点検個所①ブレーキパッドの摩耗状態

画像は暗くて見えませんが、現物じゃちゃんと見えます。

ディスクの方から見たり、ブレーキキャリパの穴からも確認できます

7万キロ以上走行しまだまだこんなに残ってる。さすが商用車です。
社外の柔らかい、4~5万キロぐらいで摩耗するよく効くパッドに変えるとほんとよく効くんだろうなと思います。

そして、タイヤハウスも洗浄しました。
タイヤハウスの清掃もタイヤがついた状況ではきれいに洗えませんから
洗浄前 かなり汚れていますね。お恥ずかしい


家庭用高圧洗浄機での洗浄後
我が家のハイエースはオートプラストーンを塗布してますので黒々で凸凹です。

きれいになってますね!

さて、ここからの画像、洗浄後で撮れば良いのに、手がぬれるので大半は洗浄前の汚い状態です。
ごめんなさい

点検個所② アッパーブーツ

ここのゴム部分ですね。先日グリスアップしてるのでグリスもしっかり入ってますし、ヒビもありません


点検個所③ タイロッドエンドブーツ

ここも古くなるとひびが入ったり破れたりします。
ひびが入ってもすぐには破れませんが、穴が開いたり破れると中に砂が入り交換費用が高くつきます。
もちろん破れると車検は通りません。
DIY交換だと数百円で済みます。
ハイエースではありませんが、交換方法はコチラ
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2015-06-28
ネットでも検索するとたくさんの解説がされています。

点検個所④ ロアブーツ 肝心なブーツが手前でピンボケです

ここもひびが入りやすいですので注意が必要です。
ここももちろん破れると車検通りません。そして交換はDIYなら数百円です。
ここも交換記事です。
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2015-07-04-1
交換は簡単ですよ。SSTも高くないし。


点検個所⑤ ステアリングブーツ

ここはブーツの破れとパワステフルードのオイル漏れの点検が必要です。
ハンドルを切るとブーツの中で部品が出たり入ったりしますのでそこに砂が入ったり、グリス切れ防止の為注意が必要です。
ちなみに、フルードとオイルの使い分け、私はフルードは作動油、オイルは潤滑油と理解してます。

点検個所⑥ ドライブシャフトインナーブーツ  (四駆)

ここも破れの点検ですね。

点検個所⑦ ドライブシャフトアウターブーツ (四駆)

手前から4段目まで山に擦れた跡があります。
ここはローダウンするとブーツ同士が激しく擦れたり、ブーツと内側のシャフトが接触したりします。擦れたり、あたったりして破れると、グリスが飛び散ったりしてわかりますが、飛び散るまで進むとベアリングに砂が入ったり、グリスが流れて潤滑不良になり、シャフトの交換が必要となり修理代が高くなるので注意が必要です。
そのため四駆は激しいローダウンができないといわれています。
これは四駆特有のもので、、ドライブシャフトとはエンジンの回転を車輪に使える部分で、このブーツはベアリング部分を保護しています。
ハイエースはFR(フロントエンジン リア 駆動)が基本なので、通常の二駆ではドライブシャフトはフロントにないので問題は生じません。
ローダウンで設定より上下方向に角度がつくと、ローダウンによる上下方向の角度により、シャフトと車輪に角度がつき、常にブーツの山どうしが擦ってしまう状況(通常であればハンドルを切って、車と車輪の間に左右方向の角度がついたときや、段差を超えるときなど上下方向に角度がついた時のみ擦っています。ローダウンすると、常に擦ったり、一時的に擦るときも、擦る回数が増える)となってしまいます。なので、ローダウンで注意が必要なのはアウターブーツなんですね。
ブーツの段が少ないと、擦る可能性も低くなるので、ローダウン車用のブーツは一般的に段が少なくなってます。また、強度的にも純正よりかなり高い代わりに強くなってます。

点検個所⑧ バンプストッパー

ここも損傷がないか確認が必要です
バンプストッパーは段差を乗り越えるときに、足回りが縮みホイールが当たることを防止するクッションです。
画像はジャッキアップ時なので、隙間が大きくなってます。また、ローダウン量が少ないのでバンプストッパーの下に建築用金物を入れて調整してます。

点検個所⑨ リバンプストッパー

こちらも玄武製に交換してますが、うちはローダウン量が少ないので頭をカットして装着してます。
ローダウン量が少ないのでカットしないと常に当たった状態、もしくはすぐにあたる状態になります。
(画像はジャッキアップしているのであたって思いっきり縮んでいます)
玄武のきれいな青が本来の姿ですが、車検時のパスター(シャーシブラック塗布)で真っ黒になってます。
リバンプはバンプストッパーにあたったときの反動による車体の浮き上がりを抑えるとともに、ローダウンしている場合、ジャッキアップ時や大きく反動した際、トーションバーの脱落を防止する機能があります。
ジャッキアップしていない状態はこんな感じです。(玄武HPより拝借)

ちなみに純正のリバンプはかなり貧弱なゴムです。

もう一度位置関係を示すのに玄武HPにより画像がありましたので加筆、転載しておきます
画像は玄武HPより(ただし2WDの解説画像です)