黄砂が飛んでます。
毎日目がショボショボ。喉イガイガ。
巷はコロナで、喉イガイガがコロナか黄砂か微妙な状況ですが、味覚は順調でおいしいものがおいしく頂けているbankerkonです。
4月の異動により職場環境が大きく変わり、仕事のスタイルもデスクワークに変更となり7キロも痩せましたが、最近は逆戻り…。
まぁ、新しい職場は周りの人にも恵まれ良いのですが、仕事自体が高いレベルで今まで勉強してない分野をやってるのでそちらのストレスが半端ない!
若いころのように頭もまわらないし、最近の役人の文章はカタカナが異常に多い!

せっかく下がって安全地帯に入った血糖値…。今後どうなることやらです。


ところで、連休にハイエース、オイルフィルター交換しました。

通常ならオイルやフィルター交換等の日常整備は備忘録として以外は余程ネタのない時のみで記事にしないのですが、今回はブロ友さんが遊びにお越しにになり、お話しだけでもなんなのでオイル交換しながらお話しした際に気付いたことがあったので記事にしました。

結論から言うとオイルフィルターのオーバートルクです。
店名は敢えて明らかにしませんが某自動車用品店でオイル交換されてるそうですが、無茶苦茶なトルクでオイルフィルターが締められてました。その方のハイエース、普通にフィルターレンチかけて外そうとしたが外れず苦労しました。
結局はフィルターレンチの先にエクステンションバーを繋ぎ、レンチの柄に延長パイプ(と言ってもビニールハウス用の単管パイプですが)を取付し、一人はエクステンションバーを垂直方向に押さえ、一人は単管パイプを回すことでようやく外すことが出来ました。
実は以前もディーラーで作業したはずなのにかなりのオーバートルクで締められていたことがありました。その時は、ドレンプラグも無茶苦茶なトルクで締められていたため、外すのに苦労したうえ、ドレンのパッキンまでしっかりつぶれてオイルパンにひっつきなかなか外れず…。
その時は、記録簿を見たら点検時に交換してましたが、ちょうどこの時期。ディーラー整備も新人さんがやったのかなぁと思われます。いちいちトルクレンチ使わないのだろうし、当然、新人なり監督者がチェックするのでしょうが、締まってることは確認するでしょうが、締めすぎであることは確認できないだろうし…。
一度締めたの緩めるとパッキンの意味がないし…。

ハイエースの様なリサイクル式のオイルフィルター メーカー指定トルクは25N ±5Nなので20から30Nです。普通のフィルターよりもトルクは高めですがそれでもこれってすごい緩くて、ちょっと締めるぐらいです。
カートリッジ式も必要以上に締めつける人が多いですが…。カートリッジ式は手で締めて4分の3って目安がありますが…。


ちなみにホイールの締め付けトルク100N  実はこれもすごい緩いです。
十字レンチで最後にちょいっと締めるぐらいです。
なので、適正トルクで締めたホイールを緩めるときは簡単に外すことが出来ます。
ガソリンスタンドなんてホント無茶苦茶なトルクで締めてます。
私も車検出した後にタイヤ交換すると無茶苦茶なトルクで締まってます。

トルクレンチをお使いの方は良くわかるでしょうが。。。
ご存じない方、一度適正トルクを手で体感してください。

話を戻せばオイルフィルターはホントかるーく締める感じです。
交換手順をUPしておきます。

くれぐれもオーバートルクでの締め付けを行わないように注意してください。
ここ破損したらキャップの交換で済めばいいけど、済まないと…。
蓋の交換費用は
部品番号:15620-31050
価格:4,050円(税抜)

もし、根元がいかれたら…。
BRACKET SUB-ASS
部品番号:15609-75100
価格:8,400円(税抜)
の交換も必要になります。ただ、DIYじゃ難しそう。


さてさて、作業に戻ります。
今回はフィルターも交換してますが、フィルターについてるドレンプラスチックボルト使って中のオイルを抜きます。

以前はホースを使ったり(先に刺したり)、ペットボトルを挿して中にぬいたオイルをためたりしてましたが、最近は下に新聞敷いてそのまま廃液処理ボックスに垂らしてます。(だんだん横着になってます)

オイルフィルターのキャップの先を外して画像の白いドレンプラグを挿します。ドレンプラグは手で締めつけてオイルが垂れて来たら画像の様にそのまま放置し抜いてます。

数回手で捻るだけで垂れてきますので。
根気強く放置するのが、後々の作業を楽にするポイントです。
私は5~10分放置してます。
ちなみに、先の部分は締め付けトルク10N±2.5Nです。

しばらく放置してると時間がもったいないのでオイルパンのオイルも同時に抜きます。


オイルパンの位置は右側にあるので、助手席側の前側にジャッキを当て、助手席前方を少し持ち上げるとオイルパンのオイルがもっと抜けます。まぁ、ここまでする必要は微妙ですが…。


ちなみに、画像の状況はオイルパン側にパッキンが残っています。
パッキンを除去するのを忘れないようにしましょう。
外したらこんなになりますよ


パッキンは毎回交換しましょうね!

部品番号:90430-12031
価格:80円(税抜)
純正以外にもホームセンターやカー用品店で売ってますが、安いので純正が良いですね。まとめ買いしておけばいいし。

さてさて、しばらく放置し、白いドレンプラグからオイルが垂れなくなったらキャップを外します。
専用のフィルターレンチが安心です。
以前はお出かけ先でレンチを忘れてプライヤーの持ち手部分を羽根にかけて外したことがありますが…。

フィルターのはずし方はコチラを参考に

こんな感じでカップの溝にレンチをはめ込み使用します

キャップとフィルタを外すとこんな感じです


オイルがエンジンに散ってますが、あとからパーツクリーナーで掃除するので気にしない…。


右上がフィルターレンチ
右が新しいフィルター
上が新しいパッキン2つ
真中がフィルターカップの先のドレンの部分のキャップ
左がキャップですね

パッキンは必ず交換しましょう。
薄くオイルを塗って装着するだけです

矢印部分ですね

先の部分はこれを

ここにはめます


ちなみに、キャップの内部はこうなってます

真中の棒が左右に倒れる仕組みで、ドレンをしたからしめるとこれが傾いて内部のオイルを排出する仕組みです。

で、フィルターを装着したキャップを取り付けて
ドレンボルトに新しいパッキンを入れ



オイルを注入したら完了

2TRエンジンは オイルフィルター交換時のオイル量は5.5リットルですが、エンジン内に多少残るので5リットル入れれば十分です。

エンジンをかけ漏れがないか確認し、アンダーカバーをつけ、最後にエンジンを切ってレベルゲージでオイルの量を確認すると作業は完了です。

くれぐれもトルク管理はきちんとしましょう。
若しくは、せめて一度トルクレンチで適正トルクを体感しましょう。

でもトルクレンチ、買ってもそんなに高くないんですよね。
もちろんブランド物は高いですが、自動車用品メーカーとか工具メーカーのじゃなければ安いのがあります。大橋産業の物だと安いです。工具メーカーじゃないのでたいしたものじゃないと思いますが…。






しかし、安いレンチだと28Nからしかできないので、先っちょの15Nははかれません。






更にノーブランドでよければ7N~測定可能な安価な商品もあります。



と言うのが今日の主旨でした。

昨日、今日と広島ではキャンピングカーフェアが開かれてます。
昨日は仕事の出てたので行けず、今日行きたいのですが…。

ホームページにもこんなコメントでてました。
こういう表示はコソコソ行こうという人たちを制止する面でも良いですね。

うちの会社は社内やクライアントへの感染防止からPCR受けることになると自宅待機になります。
多くの会社がそうだと思います。

広島市も感染者が急増してますのでたくさん人が集まるところはリスクが高く、私は立場上、このようなコメントがなくてもイベントへの参加ができません。
でも、バレなきゃ行こうとする人もいるんだと思います。
屋外ならいざ知らず、屋内のイベントだし、広島の会場は会場費の都合からか、なぜか狭いところでやるので絶対密になるし…。
せっかく準備したイベント主催者には申し訳ないですが…。
まぁ来年もあるし、コロナが終息するのを待つしかないですね。