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オイル&フィルター DIY交換 200系ハイエース 2TR-FE [ハイエース]

先日、タイヤ上野さんに送っていただいたRED SEED オイル。 ついに交換しましたので作業報告です。

交換したオイルはもちろん
RED SEED
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http://redseed.jp/02_product.html#RS-TY

1分10秒まではわけわからんアニメですので飛ばしてどうぞ…。

RED SEEDの特徴です。(メーカーHPより)
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SN規格オイルとは・・・
SNオイルはSMオイルに比べ、流動性(水っぽい)が高く、粘度指数が低いのが一般的です。SNオイルは粘度が低い分、エンジンに抵抗を与えないので、燃費は向上しますが、SNオイルによっては燃費向上に伴なってパワーダウンやトルクダウンを生じるケースがあります。

RED SEED SNオイルの特徴
省燃費性能×保護機能=クリーンエネルギーオイル
パワーとトルクを犠牲にせず、SNオイルで克服したのがRED SEED SNオイルです。基油の95~97%を見直して開発したSNオイルは、省燃費性を保持した状態で、パワー・トルク・レスポンス・静寂性を最大限に引き出し、エンジン保護性能を向上したクリーンエネルギーオイルへと進化しました。ハイブリッド車・省燃費車・アイドリングストップ車などに開発された最適なテクノロジーオイルです。

RED SEED SMオイルの特徴
POWER×保護性能=特殊油膜オイル成分
SNオイルにも使用している基油に、特殊油膜オイル成分を配合し、高レスポンス・強力保護性能を持った特殊油膜オイル。このオイルの最大の特徴は、RED SEED成分(特殊油膜オイル成分)が、油温約75℃以上に達すると、金属同士の接触面に強力な油膜を形成し、摩擦・摩耗・熱ダレから強力にエンジンを保護。また、油膜成分がエンジンの持つポテンシャルを最大限に引き出し、パワー・トルク・レスポンスを効果的に向上させる。基油が流動性にも優れているため、細かいオイルラインにも浸透するので、高回転、高負荷時でも、ピストンクリアランスを適正化させ、オイル上がりや下がりの防止も向上しています。

購入先タイヤ上野さんで通販可能です。価格は定価の二割引きでした。
イーグルショップ栃木店 (有)タイヤ上野
〒328-0053 栃木県栃木市片柳町4-14-16
TEL 0282(22)1563
FAX 0282(22)1963

RED SEED は上の画像にもある様に価格も比較的安いのにとっても高性能。
音も静かで燃費もUP,エンジンも軽くなってとても良いオイルです。
もちろん、オイル交換したらどのオイルでも最初は同じ効果が体感できますが、コチラのオイルは効果が強く、また持続します。(あくまでも私の私見ですが・・・)
他にも、良いオイルありますが、価格的に高いものが多くRED SEEDは価格と性能のバランスが大変優れています。

オイルや、オイル交換時期に関するうんちくは過去のエンジンオーバーホールした経験や、オイル交換時の経験を踏まえ後日、私なりの考えを記事にしたいと思います。

さぁ、作業に入りましょう

用意したのは
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オイル廃棄用のBOXとオイルフィルタです。

オイルフィルタは今回モノタロウで購入した格安品です。
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マレーシア製でしたが見た目は問題なさそうでした。
本当はトヨタのセカンドブランド ドライブジョイとかにすべきなんですが、今回はユニオン産業の関連会社ですが、なぜか工業会を休会しているマロニ産業製を選びました。

作業は下抜きで行います。下抜きとはオイルパンにあるドレンボルトからオイルを排出し交換する方法です。
このほか、上抜きと言う方法がありますが、これはオイルのレベルゲージからオイルを吸い上げる方法ですが、吸い上げる機械が必要です。
どちらが良く抜けるかは、ドレンやレベルゲージの位置によるので車種により異なります。

さぁ、今回は下抜きでやります。
作業に当たっては車の下にもぐる必要がありますので、本来はここでリジットラックで車をもち上げるべきですが、私はいつも横着してブロックの上に車を乗せて作業します。
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ドレンとフィルターはこの位置にあります。
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オイルのみを交換する際は、アンダーカーバ―の穴からオイルを排出できるのでそのままできますが、フィルターを交換する場合アンダーカバーの取り外しが必要です。
アンダーカバーはネジ6本で留まっていますので、ネジを緩めます
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アンダーカバーを外すとドレンもオイルフィルターケースも露出しますので交換は楽チンです。
(トーションバーが少し邪魔ですが…)
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ドレンはココですのでコレを緩めればオイルは排出されますがその前に…
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いきなりドレンを外すと空気の入り場所がないので、ドレンから出るオイルの流れが乱れ飛び散ってしまいます。
そこで、オイルゲージを外し、空気穴とするか、オイル注入口を開け空気口とします。
ただし、ゴミが入らないように注意が必要です。
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そして、オイル受けを組み立てて、車の下に入れます。
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こんな感じですね。。。(引っ張ります)
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ドレンは正面です
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14ミリのナットを緩めます。
オイルパンは黒ですよ、間違っても銀色のATのドレンを外さないように!
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ドレンボルトを外すとこうなります

勢いよくオイルが出てきます。
この勢いがオイルの不純物(スラッジ)も排出するので重要です。

ちなみに、交換前に少しエンジン温めてオイルの流動性を高めるとスムースに抜けます。ただ、排気管等熱くなりますし、オイルも熱くなりますのでヤケドに注意が必要です。

ドレンのあった排出口の周りが出っ張ってますね、今回はドレンボルトのパッキンがオイルパン側に残っている状態です。
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下抜きでオイル交換する場合は、毎回このパッキンを外して交換しましょう!
パッキンだけはディーラーで買うか、ストレートやアストロなど工具店で数枚セットになったものを買うか、ホームセンターでドレンボルトが100円程度で売られていますので、購入し、パッキンだけを外して使うと便利です。
パッキンはオイルパンに引っ付いていますが、マイナスドライバーやスクレイパーですぐに外せますから、必ず外しましょう。結構忘れちゃいます。一度使ったパッキンは劣化しパッキンのとしての能力が著しく低下している可能性があり、オイル漏れを引き起こす可能性があります。

また、ドレンは運転席側についてますので、助手席側をジャッキで少し上げて傾けてあげるとオイルが良く排出されますので、あげてやりました
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画像は横着して、ジャッキの下にレンガを入れてますが、車輪を持ち上げる訳ではないのでやってます。
危険ですので絶対真似をしないようにお願いします。

さて、次はいよいよフィルタの交換です。
ハイエースのオイルフィルタはエコ仕様のフィルタ内部だけを交換する方式ですので、普通の車の金属フィルタと異なり、交換にはひと手間必要です。
フィルタの位置はコレ
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フィルタカバーを取り外す前に、フィルター内のオイルを抜いてやります。
そのために、フィルタの先端部分を外します。
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そして、そこにフィルターについている排出器具を取り付けます。
排出器具はコレ
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コレをこの様にフィルタに挿します。
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フィルタに挿して回すとドレンが内側に入り、ばねを押し内部にたまったオイルが出てきてしまいますのでペットボトルで受けてやります・
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オイルが垂れてドロドロ
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排気管にもオイルがついてしまいましたので、ブレーキクリーナーで掃除します。
もちろん、トーションバーも汚いのでブレーキクリーナーで綺麗にしました。
排気管にはオイルつけないように注意しましょう、最悪火事になります。車両火災は怖いですからね!

そしていよいよ、フィルターケースを取り外します
画像がありませんが、フィルターレンチを使用して外します。
フィルターレンチ、中身だけ変えるタイプのフィルターレンチはこんな形です
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フィルターケースの羽根の部分まで包むようになっています
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こんな感じ
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ただ、普通のこんなタイプのレンチもケースの頭は普通のフィルターと同じようになっているので使えます
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また、ウォーターポンププライヤーを思いっきり広げたり、ギアプーラーなんかを羽根にかけても外せます。

紙フィルタは中の棒に挿してあるだけなので、簡単に取り外せます・。

古いフィルターを取り出して、新しいのを挿しますが、その時にフィルターケースの中を掃除します。
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フィルターケースはこんな仕組みです


オイルは、割とこまめに替えてるつもりですが、フィルターケース見たらスラッジが生じています。
2枚前の画像、手前の爪のところにわずかながらタール状のスラッジがあります。わずかですが…

次回はエンジン洗浄剤を用いてエンジンの洗浄を行いたいと思います。

洗浄剤も即効性と遅効性がありますが、私は攻撃性を考慮し遅効性を使っています。
リキモリのオイルスラッジリムーバーや、WAKO'SのECP eクリーンプラス 遅効性エンジン内部洗浄剤を使ってます。
リキモリのものは、入れるとエンジンフィールが軽くなるなかなかniceな添加剤です。
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OIL-SLUDGE REMOVER ― オイルスラッジリムーバー
エンジン内部のスラッジを除去し、オイル系統を清浄します。
エンジン内部のスラッジを除去し、オイルスクリーンとオイル配管の通りを良くします。オイル切れを防止し、エンジンを損傷から守ります。ピストリングの堆積物も削減します。
■使用方法
エンジンを止め、エンジンが十分冷えた状態でオイルキャップを外し、本製品をオイル注入口から注入して下さい。注入後約100~300km走行し、その後エンジンオイルを全て抜き取り、新しいエンジンオイルを入れてください。
■効果
●エンジンの清浄度の向上
■仕様
使用料:エンジンオイル5Lに対して1本, 品番:5200, 内容量:300ml 第4種第2石油類/危険等級III


逆の手順でオイルフィルタを入れたフィルタカバーを閉じます。
トルクは25NTです。
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オイルを注入し完了です。
ここいら辺は手が汚れてるのでカメラが持てず画像ありません

オイル量はオイルゲージで確認しますが、オイル入れながら確認しますが、正確にはオイルがフィルターに行きわたって初めて確認できますので、エンジンをかけてしばらくしてもう一度量をチェックします。

また、エンジンをかけ3分程度経過してから、オイルフィルタとドレンボルト周辺からオイル漏れがないか目視確認してください。

確認できたらアンダーカバーを取り付けて完成です。
フィルターの交換があると特殊工具が必要ですが、オイル交換だけだとDIYも可能です。
サンデーメカの第一歩としてチャレンジしてはいかがでしょうか?
廃油も今は廃油BOXで簡単に捨てられます

但し、自己責任で・・・







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コメント 6

オジジ

良いオイルに交換するとエンジンが軽くなったような気がしますよね
ハイエースのオイルフィルターは盧材のみ交換できるんですか
走っている台数が多いですからエコ効果は大きいですね
by オジジ (2015-05-26 07:17) 

三姉妹パパ

こんにちは!

待ってましたよ。オイル交換♪

私自身スタンドでバイトしていたことがあって
エンジンオイル交換は自宅で出来ると思うんですが
エレメントを外す時具が無いので…
明日、世界の上野さんにお願いする予定です。
\(^o^)/

フィルターのオイル排出器具は
付属品ですか?
それとも自前品ですか?
毎度ながら勉強させて貰ってます♪
by 三姉妹パパ (2015-05-26 11:28) 

bankerkon

オジジさん こんばんは いつもありがとうございます
良いオイルは本当に快適ですよね。
ご紹介したRED SEEDは価格と性能のバランスが良いのでお勧めなんですよ。オイルに1万円出すのはちょっと抵抗ありますし…。
エコなフィルター、確かにエコですが交換は面倒ですね。
by bankerkon (2015-05-26 21:47) 

bankerkon

三姉妹パパさん こんばんは
フィルターレンチは数百円からありますし、ぜひご購入を!
オイル交換、お店に頼むと待ち時間長いですし、何よりフィルターケースのスラッジ見てエンジンの健康状態わかりますし…。
オイル抜く器具はフィルターに付属されてました。メーカーによりついてるところと別売りのところがあります。別売りでも100円ぐらいです。
ただ、ドレンのスプリングは結構強いので強く押しながらねじ込まないといけないので結構大変です。(画像は斜めに入ってますが…)
是非、チャレンジを!
by bankerkon (2015-05-26 21:51) 

むぎお

RED SEEDよさそうですね~
私のもたまにはご褒美あげちゃおうかな・・・
それにしてもハイエースのオイル交換ってめんどくさいですね。

フィルターはモノタロで380円の買いましたがあれは作りがひどかったです。

by むぎお (2015-05-27 00:04) 

bankerkon

むぎおさん こんばんは
RED SEEDはお勧めですよ。価格も安いですし。
オイル交換後はどのオイルでも軽く感じますが、持続力があります。
フィルター、あまり安いのは怖いですね。
しかし、この価格差…。安いのに手が伸びますよね。
フィルターはカートリッジじゃないほうが断然楽ですし、アンダーカバーも外したくないですね

by bankerkon (2015-05-27 21:02) 

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