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けん引二種免許取得記③ 広島運転免許試験場の巻 一発受験の方必見 [日記]

再び コースの案内です。
初めてこの記事にアクセスされた方の為に
その①
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2017-10-12
その②
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2017-10-14
はコチラ

さて、コースに戻りましょう
画像位置の確認のためコース図貼っておきます。
AS01M_20170815_104259_R.jpg
踏切を通過し右折し、信号に向かいます。
画像④
AS01M_20171011_120658_R.jpg
右折したらすぐの右折ですから第2通行帯の右折レーンに直接入ります。
信号を右折しますが、運転試験場での大敵がこの信号。黄色に変わるタイミングだと非常に悩ましいです。

広島試験場の場合、歩行者信号が点滅するとすぐに赤に変わるのでそれが目安ですね。
スムースな加減速が必要ですが、歩行者用信号が点滅してる時は加速を抑えて信号で止まるか、逆に点滅始まったばかりならさっさと加速し行ってしまうかですね。
止まるときは停止線の手前で止まりますが、黄色であわてて止まった場合で飛び出したら、バックして停止線まで戻る必要があります。
まぁ、基本的にそうならない様にうまく調節しましょう。そのためには試験前の1時間の歩行時間に信号の変わるタイミングを把握しておくとよいです。

右折は交差点中心のマークに沿って曲がりますが、その前に交差点に入る車一台分手前迄に左ミラーと直視での振出確認、右ミラーと目視での巻き込み確認が必要です。
また交差点ですから、こちらが青でも左右の確認が必要ですから、確認してますよ!ってことをアピールするため、首を左右に振って確認してから交差点に進入し右折します。

画像⑥
AS01M_20171011_120718_R.jpg
右折後はオレンジの矢印の方向変換コースにすぐに入ります。
右折は、交差点の中心まで誘導線の間を進み中央に沿って右折です。

また、右折後はすぐに左折し方向変換コースに入りますから、右折しながら
①右振出、ミラーと目視での確認
②左巻き込み、ミラーと後方窓からの目視、ドアの小窓での確認
左前先端およびタイヤの確認をしながらの右折、すぐの左折が必要です。

曲がったら矢印を左折です。
画像⑨
AS01M_20171011_120739_R.jpg
こういう時は確認が漏れないようにしましょう。そして、左に突っ込むので右折の時の左の頭と、左折する時の後輪の接触に注意。
しかし、二種免許チェックの要は安定した左折にあります。
左折時は縁石から50センチ以内を後輪が通過する必要があります。左折の開始時から曲がり終わるまで等間隔を維持し回ることが重要です。コレがきちんとすべてのコーナーでできてると車両のコントロールが出来ている証ですので試験官の心証が良くなります。逆にばらばらだと通りません。一つのコーナーで最初から最後まで等間隔はもちろん、すべてのコーナーで同じ距離を保つことに留意しましょう。
私は縁石の白とアスファルトの黒の境目にタイヤを添わせて走りましたが、試験場の縁石の白い部分は狭いので、境目から10センチ程度でも構いません。縁石の白い部分の2倍以内が目安ですね。

さて、首尾よく左折し、方向変換コースに入った後は、後退箇所(車庫内)に何もないか、目視での確認が必要です。
画像⑦
AS01M_20171011_120832_R.jpg
ここを通過する時、スピードゆるめて右を見て確認します。わざわざ顔を動かさなくても見えるのですが、試験官に見てますよってことをアピールするため、右に頭を振ります。私は「ヨシッ」と声を出しました。
そして、今からここへ入れてやります。

方向変換は、広いところでやるなら少々トレーラーのヘッドが降っても良いので、トレーラーの後端が車庫を過ぎてすぐに止めてでよいのですが、試験コースは幅が限られるのでハンドルでトレーラーを曲げるスタイルの後退ができません。
なので画像の線のところまでは、最低でも進んで止まるようにして、きっかけハンドルのみでトレーラーを押しながら自然に少しずつ曲げないと車庫入れは無理だと思います。
画像⑦
AS01M_20171011_120840_R.jpg
止まる位置はこのあたりかなぁ
AS01M_20171011_120957_R.jpg
ここで止まったら、ミラーと目視両方で左右確認し後退を始めます。

画像⑧
AS01M_20171011_120944_R.jpg
矢印のように進みます。

牽引車のバックは逆ハンドルを切ることになります。
今回の様な、右側の車庫に入れるようなケースでは、ハンドルは左に切ります。
コチラの記事もご覧ください
http://kon-diet.blog.so-net.ne.jp/2017-08-03

方向変換では、左にハンドルを少し切り、トレーラーが折れるきっかけを作りながらバックします。
実はどのくらいって目安もあるのですが、それを言うと自動車学校に行く人がいなくなるので、営業妨害になるので記載しません。
実際、自動車学校を12時間で卒業できる理由は、ハイここで止まって、そこでハンドルを何回転回し後退し、次にここでハンドル戻して!とかここでいっぱいに切って!とか教えてくれるので、同じ車で同じ場所ならきちんと車庫に入り方向変換できるんですね。
全く実用的ではありませんが…。
しかし、現実はそうなんです。どの車でもできるように仕上げる考えは全くないし、そもそもそんなことできないと諦めてます。まぁ確かにけん引の場合はそうなんですが。理想通りの教習をしようと思うとバックだけで数十時間教習しないと無理ですし。
私も、クランクやS字をバックで通過できるようになりましたがかなり乗りましたから…。
なので、遊びでやった縦列駐車1回でばちっと入れることが出来ましたし、その後何回もやりましたがすべて1回でやりなおしをせずに成功させました。
(ちなみに、普通の指定前教習ではクランクやS字をバックしたりとか、縦列駐車なんてやりませんが、私はたまたまよく教えていただいた先生が半分お遊びでやらせてくれたので…)
クランクやS字のバック、トラックや乗用車ならミラーで見えるから簡単ですが、けん引は折れるのでミラーで見えなくなりますし、ハンドル切ってトレーラーが折れるまでに時差があるし、特にクランクやSの場合、反対側に荷台が曲がるためには同じ方向にハンドル切り続けて、折れてるトレーラーの折れをだんだんゆるめて、一度トレーラーとヘッドを真っ直ぐにして、そのままハンドルを切続けてトレーラーを反対に折る必要があります。
なかなか、文字にすると難しいのですが…。だからクランクやSなど反対方向への切替しが必要なバックは非常に難易度が高いです。但し、これができると車を自由に操ることが出来ます。

話を戻して、狭い場所で方向変換する場合は、バックする時にハンドル切る量を少しに抑え、バックしてトレーラーを押すことで自然にトレーラーを曲げないと、外側になるトレーラーの前輪が縁石にあたっちゃいます。
広ければ、ハンドルを反対に思いっきり切れば、少し下がるだけでハンドル操作でトレーラーを曲げることが出来ますが、試験コースじゃ無理です。延ばす時(真っ直ぐにするとき)はハンドル切って延ばしますが…。
ですから、前にしっかり出て、すこーしハンドル切ってしっかりバックします。その時右車庫入れなら、目視とミラーでタイヤの位置と角度、荷台の角度を見て、トレーラーの進む方向、タイヤの位置を調整する必要があります。それでヘッドをほぼ進入路に対し真っ直ぐに維持したまま、トレーラーを曲げて入れてやります。(車庫に近づいても曲げ角が足らなければやむを得なくハンドルで折りますが…。)
そして、最後に曲がっている車体を伸ばす(まっすぐする)ため、曲がってる方に目いっぱいハンドルを切って真っ直ぐにします。
自動車学校の指導員の方向変換のYOUTUBE画像です。ヘッドをほとんど曲げずに車庫に入れてますよね・。

通常、もっと車庫側に車を寄せて車庫に入れますが、この動画はかなり車庫側の縁石から離れて停車し車庫入れしています。ハンドルで曲げてないから頭が脱輪せずに入ってますが、牽引自動車の特性を把握した上でテクニックがないとこんなの無理なんです。車庫入る前にようやく頭振ってるでしょ?それまでは自然に折るだけ。普通に車庫入れの基本ですね。
前後が狭いとこで左右に余裕有ればハンドルで折ればよいですがね、

と、言うことで車庫に入れますが、車庫に入るとトレーラーとヘッドを真っ直ぐにして停止し、サイドブレーキを引き試験官に「完了しました」と報告が必要です。
OKなら試験官が「はいOKです」と言ってくれます。ダメだったらやり直しを指示されるそうです。
1回の切替しまでは減点なし。2回目は1回目に遡り減点、3回で入ればOKですが、3回で入らない場合は通過不能として試験が中止になります。
また、切り返しをする際は、前に出る時も、下がり始める時も両方ともミラーと目視での左右と後方確認が必要です。忘れると切り返しの減点に加え、確認なしの減点をとられ、方向変換でアウトになってしまいます。
また、1種は車庫にさえ入り、トレーラーとヘッドが一直線になればよいですが、2種の場合車庫と平行に入れてヘッドとトレーラーを真っ直ぐにする必要があります。
わたし、しっかり演習してますし、2種の時は緊張もしなかったので1発で真っ直ぐ真ん中に入りました。
ちなみに、方向変換ですので来た方向へ出る必要がありますが、車庫に入れる際に切り遅れや戻し遅れで流れて出る方向ギリギリに入った場合…。
トラックやバスなら平行移動して真ん中あたりに移動しないと脱出が出来ませんが、牽引車の場合、しっかりバックし車庫に入れておけば、一度反対方向にハンドルを切り頭を振って曲がれば十分に出ることが可能です。牽引車の特性ですね。ですから寄り過ぎたらしっかり後ろまで下がりましょう。

と、言うことで3コースの場合、車庫に入りサイドブレーキを引き完了を申告しOKでたら、左合図をだし左右、巻きこみ確認して左折しコースに戻ります。

コースから出たら左折し、すぐに右折して外周に出ます。
画像⑨
AS01M_20171011_121045_R.jpg
この時も確認が忙しいですね!
方向変換コースから左に出ますから、コースを出る前に右振出と左巻き込みをミラー、目視で確認します。尚、変換コースからの左折は、一方通行路を走るときと同じ要領でコースの右を走ってもOKですので右側を走ります。
コース出てすぐ右折しますから、左折後は画像⑨の矢印の通り第二通行帯にダイレクトに入ります。この時もヘッドが中央線を越えないように注意しましょう。
そして、右折して外周に出ますが、その前に左振出、右巻き込みをミラーと目視で確認し右折です。
右折の時は交差点の三角のマークに沿って右折し、この場合も外周を4分の1周したら右折するので、第二通行帯(3車線あるうちのまんなか)に入り一旦加速します。加速と同時に右折のための車線変更を行うため、ルームミラーで確認の後、車線変更3秒前に右合図、コーナー手前カーブの標識までに標識記載の安全速度30キロに減速すると同時に、ルームミラーと右側をミラー、目視で確認し第3通行帯(右端)に車線変更します。特に二種の場合はスムースな運転と変更が求められますので、カーブをうまく利用し車線変更しましょう。
画像⑩
AS01M_20171011_121216_R.jpg
但し、右折するところから30メートル手前迄には車線変更が必要ですので、カーブが終わる前に変更を完了させてください。
そして、再び左振出のミラー、目視。ルームミラー、右巻き込みのミラー、目視の確認を行い右折し中央の直線に入ります。
画像⑪
AS01M_20171011_121253_R.jpg
曲がったら、今度はすぐに左折しますから、ボディを最初から左に寄せておきます。
外周路からの右折進入時は左のミラーで頭の位置もきちんと見てるよ!をアピールしながら回ってくださいね!(見続けちゃ前方不注意になるからいけませんが)
曲がった位置は、先ほども書いたように左に寄せた位置。道路の路側帯の白線を踏むか、少しだけ白線より左側です。
画像⑫
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みんな踏んでるので白線が消えかかっています。万が一寄せられない場合、進路変更しよせて、左折の作業が必要ですが、そんな長さありませんから、最初から左にきちんと寄せましょう。
ここも、曲がり始める車一台分手前までに、右ミラー、後方目視の振出確認、左ミラー、後方窓の目視、ドア小窓の目視による巻き込み確認の上、縁石との境界部分に沿わせて左折します。左折後もすぐに左折しますからかなり忙しいです。
画像⑬
AS01M_20171011_121349_R.jpg
もう一度左折ですから、先ほどと同様な安全確認がもう一度必要ですし、左折、左折で続く場合注意が必要なのは、左後輪が膨らまないことですね。
縁石とアスファルトの境界を上手に踏ませて、左折、左折を完了させます。
この時の走行スピードは交差点ないですから徐行ですので、しっかり落としてください。スピードを落とせば縁石から同じ間隔を維持して左折することはそんなに難しくありません。
左折が完了したら次は止まれで一時停止したうえで右折になります。
画像⑭
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この時の右折は止まれで止まりますから、止まってからの安全確認で構いません。
但し、左折後すぐの右折なので、左折後の車体を中央線に寄せておくことが必要です。その一方で中央線を踏むと反対通行で即アウトになりますから、ココも慎重さが求められます。
更に、左折が完了したら一度加速し、スムーズにポンピングブレーキでカックンならずに停車しないといけません。
すぐ止まれだから加速せずにだらだら行くと加速不良で減点になりますよ!
そして営業車ですからスムースなブレーキングが求められます。

ここの止まれで止まると、左振出、右巻き込み確認の後、前方優先道路ですから左右の確認し右折を開始しますが、特に左の発着点方向から車が来ないか、見えなく位ですが体を動かしてしっかり確認が必要です。
私の場合、自分が曲がってきたコース(一つ手前のT字)を左折するバスが第三通行帯を走って来ました。
曲がることがわかっていても、進路妨害は減点ですし、危険行為はアウトですから、相手が方向指示器を出していても曲がり始めるか、手で譲る合図をしない限り出ちゃいけません。
また、交差点ですから徐行しながら右折し外周道路へ入ることになります。
外周に入るときはもちろん第一通行帯(左端のレーン)に入ります。
前回、1種免許の時はここでの加速が早すぎると指摘されました。また、右折して本線に入っても、このカーブの安全速度は30キロですから、これを超えないように緩やかにスピードを抑えて曲がることが必要です。
また、大型持ってる人は平気でしょうが、外周のコーナーのカーブを走っているときに右後輪がセンターラインを踏まないように、左前輪も路側帯の線を踏まないように注意が必要です。

長くなるので、これまた次回へ続きます…。

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コメント 4

オジジ

難しそうですね(-_-;)
私は来月 資格の更新試験が有るのですが取扱範囲が増えて覚えるのが大変です
そろそろテキストが届きますので真面目に勉強しないと大変です
by オジジ (2017-10-17 07:43) 

bankerkon

オジジさん おはようございます
資格更新ですか、大変ですが更新は大切ですよね。
私はいくつか資格持ってますが、更新が楽なのばかり。
資格剥奪は絶対ないし、私的には良いのですが、実務的には…です。
免許は一度取れば一生なのでついでに取りましたが、ここまで来たら趣味の世界ですね。
コレで大型特殊取れば、バイク以外はなんでも乗れるので大型特殊欲しくなりました。
by bankerkon (2017-10-18 06:41) 

AZF

2種牽引免許合格おめでとうございます。
一番難しい試験を1発合格さすがです。
banさん尊敬しています。
話しは変わりますが、
そろそろ、スタットレスの時期なので、検討しているのですが、
車検も通るスタットレスとなると、選択肢が15インチに限られますね。
後、チェーンてお持ちですか?
雪があまり降らない地域ですので、分からない事だらけで、悩んでいます。
by AZF (2017-10-19 01:36) 

bankerkon

AZFさん、こんばんは。ありがとうございます。
スタッドレス、ベース車によりますがワゴンベースなら耐荷重さえ合えば、普通車用やSUV用タイヤが装着可能ですが、耐荷重調べたことないし具体的にこれなら…と言うのは分かりません。ごめんなさい。
私の知るところではCタイヤのスタッドレスは知らないのでバンベースなら純正サイズでしょうね。
チェーンはお守りに持ってますよ。四駆なので全く使うことは有りませんが。FRなら箱車は雪には弱いですから無いとダメですね。
スタッドレス履いてもチェーンは必需品です。坂道やカチカチの凍結路ケツふりまくり走れなくなります。

by bankerkon (2017-10-19 19:56) 

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