SSブログ

CVTフルード交換 その3 オイルパンの脱着とストレーナー交換 ワゴンR MH55S [MH55S ワゴンRハイブリット]

前々回記事に記載した通り、上抜きでCVTフルードをある程度抜きましたので、次はオイルパンを外します。

ドレンプラグがついてますが、ドレンの位置がオイルパンの上の方なのと、パッキンがないのでドレンは使いませんでした
20.JPG
オイルパンは10ミリのナットで止まってますので外していきますがCVTフルードがCVT本体から垂れてくるのでまず一通り少しずつナットを緩めますが、オイルパンの形状が細くなっている車両後方を特に緩め細くなっている方から余ったフルードが優先的に垂れるようにするとあまり汚れません。
21.JPG

上手にやるとほぼほぼ汚れずにオイルパンが外せます。オイルパン外すのは、トルクも緩いので楽勝ですね。上手に順番を考えてネジを外しましょう

問題は外したオイルパンの汚れ具合
じゃじゃーん
22.JPG
右の凸がドレンです。白く映ってる部分は斜めになってるので白飛びしてるだけです。
こんな底から高いところにドレンがあると抜けませんよね。
CVTフルードの交換は下抜きじゃ全部抜けないのが明らかです。
最も深い部分だと鉄粉が抜けることになるので良いと思いますが、沈殿してる鉄粉が巻き上がるからなんですかね?
それともこのドレンはドレンとしてついているのではなく、ここより上だとフルード入れすぎとわかるようについている?
一体何が正解か?です
まあ、上抜きで2リットル以上抜けるし、オイルパンの段より下に2リットルは溜められないので量を測るためじゃなさそうです

オイルパンあけると走行5万キロ 鉄粉が堆積しフルードと混ざり合いヘドロのようになっています。

オイルも酸化して紫がかってますね。
なぜかスズキのオイルは抜くと紫に変色します


磁石が2つついてますが、磁石にも鉄粉が大量についています。
23.JPG
磁石はこんな感じ…。

指で磁石をなぞるとこんな感じ
24.JPG
モリブデンオイルの様なヘドロです

オイルパンの底も…。
25.JPG

これを見ると、オイルパンの清掃やCVTフルードの交換はやったほうが良いなと思います。
更に、フィルターがついてるのにこんな状況なんて…。まぁフィルターは真っ黒でしたし。
そう考えると、オイルパンに磁石を貼る対策はありかなぁと思います。

bankerkonはエンジンオイルにはネオジム磁石をオイルパンやオイルフィルターにつけています

26.JPG
コチラがブレーキクリーナーで丁寧に洗浄したオイルパン
磁石も掃除するのが大変でしたが苦労して掃除しました
しかし、オイルパンのパッキンが金属パッキンで外すだけなのは超楽勝ですね。
ウエットなゴム(液体)パッキンならスクレイパーで外したり色々手間がいりますが,こちらは外して変えるだけ。
DIYにはありがたいですね。

今回はオイルパンの清掃に加え、ストレーナーも交換しました
ストレーナも10ミリのボルト3本で止まっています
ねじを外し、下に引くと簡単に外れます
27.JPG

そうこうしている間もCVT本体からフルードが垂れて来ます
28.JPG
ここには砂が飛び散ったり埃が入らない様細心の注意が必要ですので風の強い日の作業はやめましょう

29.JPG
ストレーナー外すと中が良く見えますが画像は撮り忘れ。
しかしCVTがいかに複雑か、その機械感が良くわかります

外したストレーナーですが…筒を覗いてみると
30.JPG

中に結構大きな鉄粉がたくさん見られます
31.JPG
ゾッとしますよね。明らかな金属片があるので…。
32.JPG
コリャ、ストレーナーも交換して間違いないですね!

ストレーナーの吸い口も鉄粉があります
33.JPG

最後に、新品のオイルパンガスケットに交換したうえ8Nという、ものすごい低トルクでオイルパンを締め、オイル注入で終了です
オーバートルクだとオイル漏れするのでトルク管理注意です。
ネジがオーバートルクで切れるとこれはこれで最悪ですが…。
ネジが切れなくてもオーバートルクだとオイルパンやパッキンが歪むこともあるので注意が必要です。
特に金属パッキンだと凹むと戻らないので…。

CVTフルードは今回上抜き+外した分で合計3.7ℓ補充しました。

上抜き 2.55ℓ その後の下抜き 1.1ℓ 3.66ℓ

CVTのオイル管理は結構量が重要ですので注意が必要です

肝心な交換効果ですが、5万キロではあまり体感はできませんでした。
と思ったら、奥様は静かになった!と言いました。
エネオスのこのCVTFは水のようにサラサラなのでそこらへんでも劇的パワーアップの効果を期待したのですが、私が鈍感なのか特に効果は感じられず…。

ただ燃費が少し向上しました

まぁ、圧送交換ではないので全量交換できないことから、何度か続けて交換が必要です
何れにせよ、オイルが残ってますしもったいないので交換します。

そこで、交換後2週間で再び上抜き交換しました。
3回目だし、前回オイルパン外して交換したのが功を奏したのか、3回目は抜くオイルもきれいです
20240303_152137_R.jpg
明らかに色が違います。
同じ上抜きですが泡立ちも少ない気がします。消泡剤が入ってますし…。
20240303_152132_R.jpg

これはエネオスのCVTフルードのおかげか?
スズキのCVTFは青色ですが、エネオスは茶色
抜くときの抜くホースのCVTFが新品と同じような色に見えます
20240303_152137_R.jpg
しかし、抜いちゃうと
だいぶ薄くはなりましたが
20240303_152146_R.jpg
20240303_152126_R.jpg
うーん、やはり黒いですね

20240303_152310_R.jpg
あと、2回分はオイルがあるので、2回交換し、フィルターを交換し終わりにしようかと思います。

肝心な効果ですが。、3回変えるとさすがに静かになりました。
交換したことを知らない奥様が静かになったというので間違いないと思います

ちなみに、交換後は必ずエア抜きが必要です
エア抜きはOBD2でコンピューターを接続するか、
DIYの場合 P~L迄、それぞれ10秒ずつキープしてシフトレバーを動かすと抜けます。
これでほぼ問題はありません
ブレーキやラジエターの様なシビアなエア抜きは必要ありません。

ところで4月に入り庭の枝垂れ桜が満開となりました!
選挙みたいな写真が撮れました
IMG_20240406_172632343_PORTRAIT_R.jpg
桜は綺麗ですね。

先日までは梅がきれいに咲いてましたがすっかり桜

ただ、我が家の場合散った花弁が車のエアコンダクト入口に堆積しちゃうのでかなりげんなりです
他にも、レインモールとか、色々花びらがたまってます。
まぁ、美しいからしょうがないかー。
そして、最近皆様からお叱りを受けるのがスマホで見るとエッチな広告が出るとの苦情。
コレ私が出してる広告じゃないんです。
勝手に出てるんですよ…。
どうやら出る人と出ない人がいるみたいでお手上げです。
どなたか良い案ないでしょうか…。

コメント(2)