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ステラ 車検整備 フロントブレーキオーバーホール シールキット交換 [ステラ RN1]

相変わらず毎日仕事でドタバタな毎日。どうやら3月末まではこの調子が続きそうです。
3月には娘の卒業式があるのですが、コロナの為保護者参加不可の卒業式です。

ところで、娘の鹿との衝突により急遽購入したステラちゃん。
いよいよ車検です。

仕事が休めないので今回も自分でユーザー車検はあきらめ業者に依頼します。
ただ、基本の点検は自分でやるのでラインを通すだけ。できるだけ安い業者を探しますが、どうやらいつもの近所のガソリンスタンドが一番なようです。





楽天車検で申し込むと2500円ポイント還元。格安車検と違い24か月点検もちゃんとやってくれます。
更に、うちの近所のガソリンスタンドは今基本料金を割引いてるので、なんと車検代金9,800円です。
なので、実質の負担は9800円-2500円 =7300円
更に、ネット特典で①車検後2か月間ガソリン10円引き券プレゼント②BOXティッシュ10箱プレゼント③洗車、室内清掃サービス④代車無料貸し出し⑤Tポイント付与
安いですよねl。これじゃデフレも収まりませんわ・・・。
わが社は月給なので休んでも給料変わりませんが、日給より安い価格なのでお願いした方が得です。
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早速見積もりをお願いしたところ
固着はしてないが戻りの悪いフロントブレーキのピストン。車検は通せるが整備のアドバイス。
いつも、タイヤ交換はパーキングに入れてやってるので車輪回して引きずりは見てませんでしたが、特に問題ないレベルでしたが、確かに少し引っかかる。

資金忙しいし、寒いけど気分転換DIY交換しました。(もうすぐ10万キロでタイミングベルト買えるのももったいないので、廃車を考えてるのでもったいない気もしますが、燃費向上も期待し、さらにおもちゃいじりのために交換することとしました。ブログネタにもなりますし)

用意したのは モノタロウ ブレーキフルード 1リットル 
       ブーツ付きピストン ×2
       ブレーキパッキン  ×4
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シールキットも必要かと思いましたが、ブーツ付きピストンの購入で不要でした。
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ステラはブーツ付きという設定があるので楽ちんですし、エコノミーです。

さてさて、作業に入ります。
まずはクランプでブレーキホースをつまみます
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ブレーキフルードを遮断したらキャリパーの取り外しにかかりましょう
ブレーキホースの先のボルトを外しブレーキホースを分離ましす
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赤い矢印のボルトを外しキャリパーを外します
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外れましたー
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キャリパーボルトの根元のゴムも変えちゃいましょう
引っ張るとすぐに外れます。ただ、このゴムはシールキット買わないとついてきません。
破れてなければそのまま使用で問題ないです。基本破れませんし。
時々、メルカリで安く売ってるので購入しました。
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ピストンを外します。ブレーキホースの穴からドライバー等の棒をさして…という人もいますが、私は自転車用空気継ぎでいつも抜きます。なんせこいつはいつも結構固いんですよね。

ブレーキホースの穴に浮き輪用のアタッチメントを差します
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空気を入れるとポンッと音がしてピストンが外れます

ゴムパッキンやシール類を交換しますが、外した部分の清掃が必要です
錆やほこり、古いグリスなどがかなりついています。
今回はピストンを変えるので清掃不要ですがキャリパー内部は清掃します。
ピストンは虫食い穴等ができていなければ清掃し再使用が可能です。でも安いので…。
キャリパー内はピストンとの摩擦によりついた傷が見えます。
掃除の際は縦方向に磨かないことが重要です。ピストンからフルードが漏れることになるので、必ず円筒方向に磨きます。

こんな感じで汚いです
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この溝をこのSSTで掃除します(こじるが正しい?)
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ピストン、キャリパ、シールに添付のグリスを薄く塗ったうえ
ピストンにブーツをこのようにかぶせ、キャリパーの溝にブーツをセットします。
このブーツをはめる作業が唯一コツが必要な作業です。
きちんとブーツが溝に入っていないとフルードが漏れてブレーキが利かなくなります。
まぁ、ちゃんと入っているかは目視で確認できますが…。

キャリパ側の溝にブーツを入れますが、溝はピストンで蓋されますのでピストンを入れる前にブーツをセットする必要があります。
一方でキャリパーに先にブーツをセットするとピストンにブーツがはまりません
ハイエースなんかはリングで固定するので簡単に作業できます。
ハイエースでのフロントブレーキオーバーホール作業はコチラ
https://kon-diet.blog.ss-blog.jp/2021-02-21-1
しかし、こんな軽自動車とかあると練習用には便利ですね。ほんとおもちゃです。

なので、画像のようにピストンに帽子のようにブーツをかぶせ
CIMG4799_R.JPG
この状態でキャリパーの溝にまずブーツの端を入れます
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画像の状態はピストンがキャリパに入ってない状態です。(ブーツでつながっているだけ)
更に、画像ではピストンにグリスべったりですが、添付のグリスを似ってます。
ここはグリスを塗らず、ブレーキフルードという方もいらっしゃいますが、ブーツを先端にかぶせて所定の位置に戻すとき、ブーツが密着し余計なグリスをそいでくれるので問題ありません。
ただ、グリス塗ったらごみがつきやすくなるので注意です。
画像の真ん中辺にごみっぽいのがあるのはレンズのゴミです。
ピストンにゴミつけたまま組むとフルードが漏れるようになります。

この状態からピストンをキャリパーに収めます(差し込みます)
薄くグリス(添付されます)を塗って刺すので、スムースに入ります
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ピストンが奥まで入った状態でブーツがきちんと装着されているか確認します。

キャリパーを装着し
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エア抜きすれば完了。

フロントのエア抜きは良いですが、リアは頭入れて作業するんですが暗いし近いし、老眼のbankerkonには厳しい…。
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でも頑張って作業完了
同時にブレーキフルードも交換しましょう。フルード自体は安いので車検ごとに交換が良いです。

しかし、左のフロント作業しているときにドライブシャフトのブーツから散ったと思われるグリス汚れを発見!
コチラも作業しなくちゃ!
ブーツに水が浸入したのか、ただの劣化かわかりませんがグリスが液状化しています。
更にカニみそみたいに変色し…。モリブデングリスみたいな色ですが当初モリブデングリスなんて入れてないだろうし…。
このままじゃ潤滑不良になるので修理が必要です
コリャ、一大事だ!
って、ここまでオイル散ってたら車検見積もりで見つけろよぉ…って話ですが、そこがガソリンスタンド品質ですね。
ブーツの破れは見たのでしょうが…。確かにブーツ破れてなければ車検は通るので。

むかーしの車検はマスターシリンダーのマスターキット、フロントのシールキット、リアのカップキットの交換がほぼ必須、もしくは2回に1回は交換してましたが、今は10万キロ走っても漏れないケースが多いですね。技術の進化。整備屋さんが暇になるわけだ。 

そんなこんなで、整備完了しました!
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